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【愛の不時着】12話の感想ネタバレ(後編下):よほどの事情がない限りジョンヨンは許せない

はじめに

『愛の不時着』(あいのふじちゃく、韓国語原題: 사랑의 불시착 , 英: Crash Landing on You)を見た感想をあらすじネタバレ有りで記載しました。尚、青字が話の中で印象に残った箇所で、赤字が印象に残った私の感想です。

前回も泣けました。

どうするジョンヒョク

楽しい晩御飯の後、マンボクはジョンヒョクだけに「時間がありません、総政治局長に頼まれたんです」と今回のジョンヒョクを連れ帰るミッションを伝えた上で、「セリさんは地位も高いし周りが守ってくれます。」と説得しますが、ジョンヒョクはため息をついて考え込みます。ちなみにセリはその二人の会話をこっそり聞いていました。

翌朝、昨日の話を盗み聞きしたセリはジョンヒョクに「ケガはもう治った?」と問い、頷くジョンヒョクに「ケガが治るまで帰らずにいてくれた。だからもう急にいなくなったとしても驚かない」と気丈に振舞いまながら伝えて一人出勤します。切ない...

セリ一家のいざこざ

ハン・ジョンヨン(セリの母親)は誕生日のセリを訪ね、セヒョンの妨害についてセリに伝えます。しかしセリはその話を持ってくることは長男(ユン・セジュン)を後継者にするためだと疑い、それに反論するジョンヨンにセリは「信じないわ、来なかったから」と一言。

ここで回想シーンになり、海辺にいる子供時代のセリにジョンヨンは「待ってて」と言い残して去るも、結局一晩迎えに来ずに別の家族に救出されるという過去が描かれます。以下の回でもちらっと映ってた苦い記憶ですね..

セリは「あの日以来、私の中に寒い夜の海があるの。その海には朝が来ない。いくら数字を数えても日が昇らない、お母さんも戻らない」と遠い目をしながらつぶやき、その日から”私が生まれたせいでお母さんが苦しんでる。生きているのは申し訳ない”と考えていたと暴露。ジョンヨンはそれに視線を落としながら「私を信じてくれなくてもいいけど・・」と語りかけますがセリはそれを遮り去っていきました。ジョンヨンにも事情があったってこと?

場面変わってセヒョン夫妻とチョルガンは仲介屋のような男性の下に集まり、その男性は「お二人はセリさんがいなければいいと思っていて、この方はセリさんがいたらいいと思っている。」と説明。セヒョンはチョルガンを睨みながら「安全は保障してくれるのか?」と問いますが、チョルガンは「命の保証はできない。そちらにも好都合では?」と返すのでセヒョンは仲介屋に「こんなのに会わせて俺を破滅させる気か?」と呆れながら席を立ちます。しかし、コ・サンアはチョルガンにだけ聞こえるように「計画実行のためにはお金が要りますよね?情報も必要だし、家はどこか分かってます?」とチョルガンに接近しました。あかーん!

誕生日

セリは帰宅をすると部屋はもぬけの殻。それを見て皆が北朝鮮に帰ったと察したセリはその場に泣き崩れますが、急に電気がつくと誕生日サプライズとしてジョンヒョクと5人組が花やプレゼントを持って登場します。

Photo of My Mind

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それを見てホッとしたセリはさらに涙を流しますが、その様子を見たチスは「南ではこう祝うんじゃないのか?」と韓流ドラマ好きのジュモクを小突きます。笑える。

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予想外の雰囲気に焦るチス

セリは涙を見られたくなくて部屋を飛び出しますが、ジョンヒョクは一人で追って「驚かせて悪かった」と一言。
それに対し、セリは「怖くて泣いたの。誕生日のたびに今日を思い出しそうで。幸せだった日として」と涙を流しますが、ジョンヒョクは後ろから何も言わずに抱きしめます。ヒュ~~~

ジョンヒョクは「来年もその次の年も、幸せな日になる。僕が”生まれてきてくれてありがとう”と思ってるから。だからずっと幸せな誕生日になるはず」と伝えると、セリもジョンヒョクに抱きつきました。思うだけじゃなくて隣にいてあげてくれ~~

終わりに

エピローグではゲームをしていたジョンヒョクはセリが自殺寸前の遺書メッセージが録音されたICレコーダーを発見し、自分の写真撮影がそれを止めていたことを知って涙目になりながら「僕が言ったろ?偶然じゃなくて運命だと」と笑うシーンが描かれました。

今回、セヒョン&セリ両親がそこまで悪人ではない描写が描かれる中で一人真っ黒なのがセンアであることが明らかに。チョルガンはセリの住むビルに車をつけるシーンもあり、次回からの展開にハラハラ。

そしてラストにはジョンヒョクの「生まれてきてくれてありがとう」というあったかいメッセージがありましたが、それの対比として過去に母親に捨てられたセリのシーン。なにやらジョンヨンにも言い分はありそうでしたが、どんな理由があれ少女を海辺に一晩放置してはいけないよ...と思ってしまいました。