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【愛の不時着】13話の感想ネタバレ(後編上):嘘をつくと碌なことにならないよなぁ

はじめに

『愛の不時着』(あいのふじちゃく、韓国語原題: 사랑의 불시착 , 英: Crash Landing on You)を見た感想をあらすじネタバレ有りで記載しました。尚、青字が話の中で印象に残った箇所で、赤字が印象に残った私の感想です。

前回は秘密裡にチョルガンとマンボクが接近しています。

すべてを知るダン

ジョンヒョクは泣いているマンボクを発見し、「(家族に)帰ったらすぐ会えます、僕のせいですみません」とフォロー。しかしマンボクは何も言わず去っていきます。板挟みだなぁ...

場面変わって北朝鮮では、夫である大佐が解放されず落ち込んでいるヨンエにマンボクの妻ミョンスンは「大佐が巻き込まれた事件はチョ少佐が総政治局長の粗探しをしたからだとか」とタレコミ情報を入れると皆はショックを受けます。ミョンスンは「こんな時にリさんが前哨地に行くなんて・・」と嘆くと、ウォルシクが「総政治局長の姻戚*1になる人の、ヨーロッパ帰りの甥!」と言ってスンジュンを思い出しました。

皆はダンとスンジュンに会いに行きますが、ダンは「口利きはしません」と一蹴。
ヨンエ達は凍り付きますが、スンジュンが「やれやれ、聞いてられない」と登場をし「姉さんの言葉は氷のように冷たいですが心は温かい人です。僕が叔母に頼んでみます」と言って皆を喜ばせます。しかし、その流れでヨンエグループの女性に「この間、リ大尉の家から出てきたでしょ?」とぶっこまれて慌てます。

ダンは二人きりになると、スンジュンに「話して」とジョンヒョクとの関係を問い詰めると、スンジュンは真顔になって「君には噓をつかないと決めた」と一言。そこからはジョンヒョクがチョルガンを追って韓国にいること&チョルガンはセリを狙っていることを正直に明かしますが、それを聞いたダンは涙を流します。スンジュンは慰めようとしますが、その手を振り払ってダンは一人で歩いていきました。この件、スンジュンはまじで悪くないんだよなぁ...

場面変わってミョンウン(ダンの母)に対してミョンソク(ダンの叔父)はスンジュンの身元を明らかにした上で保衛部が探していることを伝えます。しかしミョンソクは「ダンはこの事実を知っている」と騙されているわけではないことを喜んでいるので、ミョンウンは呆れながら暴れ回りました。このコンビのホッコリ感は安定...

ジョンヒョクの音声を聞くチョルガン

場面は韓国に戻り、北朝鮮での約束を果たしてセリがチェジウとマンボクのランチを取り付けているシーンに。

マンボクはそれを振り返って「今日死んでも悔いはありません」とセリにその嬉しさを報告。最終回のようなハッピー展開。

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憧れの韓ドラ女優を前に驚くジュモク

そしていよいよ、ジョンヒョクは五人組を前に帰る段取りを話した上で「オ課長の連絡を待っている、先に行ってろ」と自分は別行動である旨を話します。
しかしその音声はマンボクの手引きかチョルガンは外で聞かれており、「リをおびき寄せるのは俺がオ課長を通してやる。君は目立った行動をせず、リと女の動きを俺に報告しろ」と電話超しに伝えました。ひょえ~~...

嘘をついているのは?

セリ一家では父親(ユン・ジェピョン)は次男のセヒョンに対し、セリのことで噓の報告をしていたことに怒り狂いながら「なぜお前を代表にしたと思う?不出来だからだ。女房の尻に敷かれ、詐欺の被害にも遭う。自分の無能さを知っていれば一人よがりにならず人の話を聞くと思ったからだ」と強烈な発言。それに苦い顔をするセヒョンに「潔く代表の座を返上するんだ」と迫ると、それを別の部屋で聞いていたコ・センアは正座をしながら「黙っていてすみませんでした、これをご覧になってからご判断を」と写真を差し出します。

その写真には北朝鮮でのセリとスンジュンが映っており、「20年前、お義父様が強引に合併したクリョン物産のク代表がこの男の父親でした。」という事実を伝えます。それにセヒョンはのっかり「様々なことが頭に浮かびました・・・クが持ち逃げした金とセリは関係ないのか?等・・」と父親を混乱させます。

それを受け、ユン・ジェピョンは怒りの形相のまま「お前らが嘘をついているのかセリがクの一味なのか、本人に確かめよう。もし嘘だと判明した時には代表の地位を失うだけでなく、全てを失うと覚悟しろ。セリを呼べ。」と言いました。セヒョンピンチ...

終わりに

ジョンヒョクは前哨地にいるはずでは・・?とダンに迫られたスンジュンはまっすぐダンを見つめて「君には嘘をつかないと決めた」と語りました。結果的にダンにショックを与えますが、それでもやっぱり最後に信頼を得るのはスンジュンですよね。

一方でセヒョンはセリに帰って欲しくないからこその妨害をしていたにもかかわらず、そこに嘘をついてやり過ごそうとしている。確かにバレる可能性が低い嘘ではありつつも、一度嘘をつくととことんまで行くしかないんだろうな~と考えてしまいました。

*1:姻戚(いんせき):血のつながりのない親戚