はじめに
観る FinalFantasy X(エフエフテン) HD Remaster〜感動の物語〜
というタイトルの動画が上がっていたのでそれを初見で見た感想を書いていきます。
尚、記事の中でのルールとして青字は映像の中の話で心に残った箇所、赤字は私の感想として心に残った箇所とします。
前回は以下。化け物と化したジェクトとの戦闘にティーダ達は勝利しました。
エボンジュVSティーダ
瀕死のジェクトは「ユウナちゃん、わかってんな?召喚獣を・・」と語りかけると、後ろからは祈り子が「僕たちを」と現れ、二人で「呼ぶんだぞ」「呼ぶんだよ」と声を合わせます。ここでジェクトは倒れ込んだまま消えていき、それを見たユウナは「はいっ」と返事をしました。
ここで、ジェクトが消えたからかエボンジュが幽霊のようにさまよいだすので、ティーダは「みんな、一緒に戦えるのはこれが最後だ、よろしく!」と言い、「エボンジュを倒したら、オレ・・消えっから」と続けます。それに対してルールーやリュックは戸惑いますが、ティーダが「勝手で悪いけどさ、これがオレの物語だ」と叫んで戦闘開始。ティーダ達は勝利をし、永遠のナギ節を手に入れました。やっぱりティーダが消えるんですね...
さよならティーダ
場面変わって、各地の市民が空を見て喜ぶシーンや祈り子の像と思われるものがボロボロになるシーン、フードをかぶった少年も消えていくシーンが映ります。
ユウナが何か祈りのような動きをしていると、アーロンは「もうおまえたちの時代だ」と言い残して消えていきました。ここから特別映像になり、ユウナの祈りのせいか召喚獣が消えていきシンも消えていきます。どういうこっちゃ・・
するとティーダも同じく消えかかり、「俺、帰らなくちゃ」と言うとユウナは首を横に振ります。
ティーダは「ザナルカンド案内できなくてごめんな」とユウナに言い、皆に「じゃあな」と言い残して歩いていきます。その背中にリュックは「また会えるんだよね?」と問いかけるも無言のティーダ。
そこにユウナは走ってティーダに抱きつこうとするも、肉体は既に無いのか通り過ぎて倒れ込みます。泣けるなぁ...
ここでティーダは泣きじゃくりますが、ユウナは背中合わせのまま「ありがとう」と一言。それにティーダは振り返って後ろから抱きつき、ティーダは乗っていた船から飛び降りるとユウナの父やアーロン&ジェクトがいて、ティーダはジェクトと手をタッチして画面が暗転しました。
エンディング・・
ユウナは大観衆の前で「多くの、数え切れない犠牲がありました。何をなくしたのかわからないくらいたくさん無くしました。その代わり、もうシンはいません。もう復活もしません」と言うと拍手がなります。
ユウナは「これからは私達の時代、だよね。不安なこといっぱいあるけど、時間もいっぱいあるから。だから大丈夫だよね。力を合わせて一緒に歩けるよね。」と続けると万雷の拍手となり、最後に「一つだけお願いがあります。いなくなってしまった人たちのこと、時々でいいから思い出してください・・」と言って画面暗転でエンディングクレジット。ちなみにユウナが”思い出して”と言って映るシーンの最後がティーダとの思い出でグッときました。
終わりに
やっぱりティーダだけが消えてしまいました。祈り子の夢が見せていた虚構という設定が最後までピンときませんでしたが、そうは言ってもユウナとティーダが結ばれないまま終わってしまうエンディングの儚さに感動しました。
よくFF10を語る上で「ティーダが消えるところが泣けるんだよね」と言う感想がありますが、それがやっと理解できるように。「感動のストーリー」を体験できて大満足の作品でした。