本音レビューログ

正直な感想



本音レビューログ

コンテンツの正直な感想と雑イラストが見所。

【大河/鎌倉殿の13人】5話のネタバレ感想 : 次郎さんが雑に扱われてて不憫すぎる

はじめに

2022年の大河ドラマであるを初見で見ながら、素朴に思ったことをメモしたり落書きを投稿するコーナー。青字が物語で印象に残った箇所、赤字は私の感想です。

前回は以下。

今回は「兄との約束」がタイトルです。

ネタバレあらすじ

  • 北条勢は堤信遠(野菜を踏みつけにした人)や山木兼隆を討ち取る
  • 源頼朝が以仁王の御令旨ということで東国の土地を管理を勝手に始める
  • 大庭景親が頼朝征伐の命を平家側から受ける
  • 鎌倉に入って源氏の棟梁は自分だと宣言したい頼朝
    • しかし甲斐の武田信義も挙兵して同じことを考えている
  • 頼朝は八重にお忍び訪問をし、前回の情報提供に感謝を伝える
  • 伊東祐親は北条陣営を先導している宗時を暗殺するよう息子の善児に命じる
  • 八重は夫の次郎から伊東の館に移るように言われる
    • 次郎は「北条が大庭と戦っているうちに伊東が挟み撃ちにして勝つ」と言って安心させる
    • 八重は作戦のことを頼朝に伝えようとし、次郎の反対を押し切って船を出させる
  • 三浦勢は酒匂川の増水で足止めを食らい、三浦義村の提案で進軍ストップ
  • 大庭勢は北条勢が孤立している隙に戦闘をしかけて勝利
    • 頼朝は「北条を頼ったのが間違いだった」と他人頼りの愚痴
    • 宗時は武田信義の援軍を頼る案を提示
    • 時政は息子の義時に「頼朝の首を持っていき大庭に頭を下げようか」「頼朝は大将の器じゃねえ」とこぼす
    • 宗時は義時に「頼朝を頼っているのは北条家がトップに立つため」と明かす
  • 善児に北条方の宗時と工藤茂光が暗殺される
f:id:mtiit:20220211104504p:plain
相関図(NHK公式ページより抜粋)

感想

まさかの宗時(片岡愛之助 役)がここで退場。戦が始まる前はひょうきんな感じのキャラでしたが、いざバタバタしてくるとキビキビとリーダーシップを発揮していて好感度が上がる展開だったので残念です。

また、最後の義時(小栗旬 役)にだけ明かした

もう平家とか源氏とか、そんなことどうでもいい。
俺はこの坂東を俺たちだけのものにしたい。西から来た奴らの顔色を窺って暮らすのはもう真っ平だ。
坂東武者の世を作り、そのてっぺんに、北条が立つ!
そのために頼朝の力がいるんだよ、どうしてもな。だからそれまで辛抱しようぜ。

というメッセージは熱くて良かったですね。このマインドが義時に引き継がれるんですかね。

あとは武田信義(たけだ のぶよし)という名前が出てきましたが、「源清光の次男」とのこと。武田って名字は源氏から来てるんですね...

そして一番心に残ったのは、次郎(芹澤興人 役)の不憫さ。
八重に対して「侮るな!」と一喝するも、次のシーンにて船に乗っており、そこで八重に「酷い女だということはわかっています。いくらでも憎みなさい」と言われている様がなんとも悲しく、八重さんちょっとはラブラブしてあげてよ~~と思いました。

f:id:mtiit:20220210195114p:plain
雑に扱われる次郎さん(芹澤興人 役)

終わりに

源頼朝の株が大下落する回でしたが、今後はどうなんでしょ。
今後どんどん成長していくのかもしれませんが、「大将の器じゃない」と視聴者も同感なコメントが出てくる程度には情けないキャラになっています。それに比べると北条政子はしっかりしていていいですよね。

というわけで、今後の各キャラの立ち位置の変化もまた楽しみです。