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【大河/鎌倉殿の13人】7話のネタバレ感想 : 菅田将暉演じる源義経が眩しい

はじめに

2022年の大河ドラマであるを初見で見ながら、素朴に思ったことをメモしたり落書きを投稿するコーナー。青字が物語で印象に残った箇所、赤字は私の感想です。

前回は以下。

今回は「敵か、あるいは」がタイトルです。

ネタバレあらすじ

  • 清盛は頼朝勢大敗&頼朝死亡と後白河法皇に嬉しそうに告げる
    • 後白河法皇は悔しそうな表情
    • しかし清盛は『頼朝は生きている』と息子である宗盛に訂正されて「必ず殺せ!」と檄
  • 北条義時と和田義盛が、援軍を頼むために上総広常を訪ねる
    • 広常は頼朝直々に来ないことが不満気
    • 「この戦、俺がついた方が勝ちだ」と広常は豪語
    • 平家方の梶原景時もその場にいるのでメリットを互いに言い合う
    • 義時は「佐殿は担ぐに足る人物です」と情に訴える
    • 後に義時が景時に頼朝を見逃した理由を問うと頼朝の運の強さに驚き「殺しては神罰を受けると思った」と景時は回答
  • 八重が伊東の家に戻り、父である伊東祐親に千鶴丸の死を知ったことを明かす
    • 八重は父親から「頼朝の血を引く子を生かしておくわけにはいかない」と聞かされる
    • 八重は家を出ていくと怒るも情報漏れを防ぐために祐親は八重を閉じ込める
  • 伊豆山権現にいた政子一行は頼朝勢が無事であると知らされる
    • 謀反人の身内と凄む僧兵に政子達は襲撃を受けるも頼朝の腹違いの弟・阿野全成が助ける
  • 上総介広常はいよいよ頼朝に付くと決め、余裕たっぷりに遅れて訪ねる
    • 頼朝は「遅参するものは戦で役に立たん/一戦するなら受けて立つ」と啖呵を切る
    • 広常は遅参したことを謝り、「身命を賭して仕える」と頭を下げる
    • 頼朝は広常を許し、互いに平家を倒すと誓い合う
    • 後に広常は義時に「頼朝はなかなかの男だと思ったから味方する」と明かす
  • 奥州では藤原秀衡に見送られながら源義経が戦に向けて出立

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相関図(公式ページより抜粋)

感想

まずは前回のラストシーンにて不気味に笑っていた広常。義時に対して「俺は損得で動く。頼朝につけばどんな得があるか?」と計算高く問い、「ハッキリしていることがひとつある。この戦、俺がついた方が勝ちだ。さあ正念場だよ、雑魚さん方よ」と自分を高く売ろうとする様はかっこいいな~と思いました。

また、義時との

広常 : 必ず勝てると誓えるか
義時 : 誓えます
広常 : 言い切ったな
義時 : ご自分でおっしゃったじゃないですか。上総介殿が加わってくれれば必ず勝てると

という掛け合い、一休さんのトンチ感がありましたが印象に残りました。

次に気になったのは阿野全成(あのぜんじょう)。調べてみると

  • 源義朝の八男
  • 母は常盤御前
  • 頼朝の異母弟
  • 義経の同母兄

ということで、義経により血縁が近いんですね。知らなかった。

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僧兵に謎の呪文を放っていた阿野全成

そして、最後に登場した源義経(役 : 菅田将暉)。
藤原秀衡との気持ちのいい掛け合いと、菅田将暉さんの爽やかなルックスにはなんとも言えないスター感がありました。

終わりに

物語全般としては広常が仲間になるか否か・・というのがメインの軸で、侮っていた頼朝に一喝されて見直す・・というスッキリ展開で良かったです。

が、一番印象に残っているシーンは?と言われると、最後一瞬だけ出た源義経のシーンなんですよね。
この大河ではどういう描かれ方をするのか分かりませんが、第一印象にて「スターの予感」をビシビシ感じました。頼朝との絡みがどうなるのか楽しみです。