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【ドラマ/正直不動産】2話のネタバレ感想 : 桐山は極悪人かと思ってました

はじめに

NHKで実施している同ドラマを見た初見のネタバレ感想を書いてみます。第二話は「1位にこだわる理由」がタイトルで前回は以下。

永瀬vs桐山

もともとはNo.1の営業マンだった永瀬財地(山下智久)ですが、売上1位の座を後輩の桐山(市原隼人)に奪われてしまいます。永瀬は『また嘘がつけるようになれば復活できる』と一位の座を取り返す気満々ですが、永瀬&月下咲良(福原遥)が売ろうとしていた2LDKで13万円の物件を桐山がまたもや先に売り捌いてしまいました。

他にも不動産を売りたいオーナーに「専任/一般」のメリットデメリットを丁寧に説明する永瀬に対し、桐山はそれを横取りする形で「専任」を進め、客を奪ったことに怒る月下に対しても「一般媒介は不動産会社にとってメリットがないこと」を理由に「俺が社長ならクビにしている」と嫌味を二人に返します。それに月下はさらに苛立ちますが、永瀬は永瀬で「あいつが言っていること、間違ってないからね?」と桐山をフォローし、月下の客の要望をすべて聞いて内見をさせまくるのは「会社から見れば0点」とコメント。が、月下は目をキラキラさせながら「素敵な部屋に住むと良いことがいっぱい起きる」と信じ、あくまでカスタマーファーストで行こうとします。この嫌な桐山に対しても客観的にフォローする永瀬がいいですね。

厳しい言葉をかける桐山(演 市原隼人)

悪徳オーナー?

先程桐山が13万円で話をつけた夫婦の件ですが、桐山はそれを永瀬に引き渡すという話に。最初は強情に突っぱねていた永瀬ですが、いつもの正直風が吹いて「売上に困っていたのでぜひ」と引き受けます。しかし、永瀬と月下がその客に会いにいくと、急遽家賃が1万円上がるということを聞いた夫婦は怒り心頭。夫は「こんな詐欺みたいなことする不動産に関わりたくない」と言いますが、一方で妻は大きくなったお腹をさすりながら子供が生まれることを見越して一番いい部屋がここだったと言いながら「なんとかなりませんか?」と涙目モード。永瀬はここでまた正直風に吹かれ、「なんとかいたしましょう!」と宣言します。永瀬、根は良いやつなのでは・・

永瀬は家賃を上げたオーナーの元を訪ね、内心で『悪どい値上げしたくせに』と睨みつけますが話を聞いてみると
・母親の介護で実家のリフォームが必要になり、購入した部屋を賃貸に出すことにした
・桐山は母の教え子であり母を気にかけてくれた上で相談に乗ってくれた
・家賃を安めに設定して注目を集めるという桐山の助言も入居者には悪いと思っている
ということが明らかに。家族思いのええオーナーさんやで・・。

ここにします!

そこから場面変わって永瀬が夫婦に家賃の値上げの撤回には失敗したものの、少し妥協してもらったことを報告します。
しかし夫側は「ここのオーナーは信用できない」と怒りが収まりませんが、永瀬は「自分は嘘がつけない」と付け加えた上で「(オーナーは)信用して差し支えない」とフォローをし、オーナーの事情やオーナーはもともとそこで自分の子供を育てるためのデザインをしていたため「お子様が生まれる入居者に気に入ってもらえるはず」という言伝をもらっていることを明かします。すると夫婦はその言葉に感銘を受け、「ここにしよう。契約します」と一件落着。やったね!

後日、桐山は永瀬に「うまく丸め込んだみたいですね」とニヤリとするので桐山がオーナーのことを思って動いていたことを知っていた永瀬は「値上げする理由を隠して引き継いだこと」を突っ込むと「あなたがお客様のことを考えるなんて・・」と桐山は永瀬に嫌味で返しました。野心はあるもなんだかんだで桐山がいいキャラでほっこり。

終わりに

第一話や今回の序盤、桐山は永瀬の客を横取りしたり当たりがキツかったりと根っからの悪かと思っていました。
が、オーナーの話に親身に付き合うこぼれ話を受けて一気に好感度アップする展開。

物語のラストシーンにて近くにできたミネルヴァ不動産に桐山が興味を示すシーンがありましたが、この不動産屋がどう絡んでくるのか・・も楽しみですね。