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【ゼノブレイド2のストーリー】ネタバレ感想その7 : 大人が見てもハッとするシーンが多くて良い

はじめに

【観るゼノブレイド2】実況なしストーリー動画(全5回)

を初見で見たネタバレ感想を青字は映像の中の話で心に残った箇所、赤字は私の感想として心に残った箇所というルールで書いています。

前回は以下。シュルクはヴァンダムと出逢います。

ブレイドの記憶

ヴァンダムは弱っているアルスを見かけます。

その話の流れでアルスが死ぬとコアになり、コアから生み出されるブレイドは倒されるとまっさらな記憶で生まれ変わると説明。それに対してレックスは悲しそうに反応すると、ホムラは「覚えているからこそ辛いこと苦しいことってあると思います。コアが存在する限りブレイドの寿命は永遠。その永遠の時間を記憶のせいで苦しみ続けるとしたら...忘れることができるのも幸せなんじゃないかって思ったんです」と返します。そんな話を聞いたレックスは『ホムラは出会った時からあの姿だった。ホムラのドライバーはまだどこかで生きているんだろうか?』と考えました。確かに棺のようなところに入っていたホムラの過去は気になる。

ヨシツネ vs レックス

レックスはヴァンダムにホムラと一心同体であることを明かした上で「俺はホムラを守り、必ず楽園に行ってみせる。ホムラと一緒にね」と話していると、前回登場したヨシツネが「楽園に行く?聞き捨てなりませんね。困るんですよ脇役ごときに出しゃばった真似をされると、脚本が台無しじゃないですか」と登場。

ヨシツネ「困るんですよ、脇役ごときに出しゃばった真似をされるとね」
ヨシツネはニアを裏切り者呼ばわりするのでそれにニアは反論。しかしヨシツネから「シンからあなたのことを好きにするようにって言われました」と聞かされると、ニアはショックを受けます。いやまだ仲間のつもりやったんかい。

ヨシツネの「まとめて退場してください」のセリフの後に戦闘になり、ホムラはヨシツネからの攻撃を喰らって大ピンチ。
しかしヴァンダム達がサポートに入るのでヨシツネは劣勢となり、「興が削がれました。カムイ(ヨシツネのブレイド)、物語を再考するよ」と言って去っていきました。カムイの声がかわいい。

ヴァンダムと共に

ヴァンダムはレックスに「俺とヨシツネってやつの違いはなんだと思う?」と質問をします。
それにレックスは「あいつはホムラを狙う悪いやつでヴァンダムさんは...いい人?」と返すと、ヴァンダムは「どっちも違いはないって言ったらどうする?義のある戦なんて存在しないんだ。自分を守ろうとすればするほどそこには対立が生じる、それが拡大したのが戦だ。つまり俺には俺の奴にはヤツの戦があるってことだ」と解説。レックスはそれに納得ができませんが、ヴァンダムは「何が正しくて何が間違っているかなんて誰にも決められねぇ。ならとことんお前の大事なものを守れ、それがお前の戦だ」と重ねます。いいおっちゃんや...。

そしてヴァンダムはニアが葛藤を抱えながらもレックス達と共にいることに理解を示し、「楽園に生きたいって言ってたよな?インヴィディア王都に古い知り合いがいる。ついでに紹介してやるよ、これもなにかの縁だ」とレックス達と共に行動をします。やったね。

また、レックス達を前にジークと名乗る大阪弁のキャラがホムラを狙う三枚目として登場したり、シンが船に乗り込んみ敵をバッタバッタと倒すシーンも流れました。

終わりに

記憶を失うことには幸せな側面があるという話や、義なんてものは強弁であるという話はゲームとは思えない深みがあり、見ていて背筋の伸びるそんな回でした。子供用のゲームと思ってあなどっていましたが、普通に大人が見ても楽しいし学びがある。いい作品ですね。