はじめに
鬼滅の刃をAmazonプライムで見ながら、素朴に思ったことをメモしたり落書きを投稿するコーナー。青字が物語で印象に残った箇所、赤字は私の感想です。
前回は以下。今回は「縁壱零式」です。
時透の正論と炭治郎のフォロー
炭治郎は霞柱である時透無一郎と鍛冶の少年(小鉄)が揉めているのを目撃しますが、少年は必死に「鍵は絶対に渡さない」と時透に反抗モード。時透は少年に手刀を放つので、炭治郎はそこに割って入ります。
しかし時透は炭治郎を肘鉄で倒して「すごく弱いね。よく鬼殺隊に入れたな...」と余裕の一言。小鉄は「鍵は渡さない。あれは次で壊れる」と再度訴えますが、時透は「壊れたらまた作ればいい。こう言っている間に何人死ぬと思っているわけ。柱の時間と君たちの時間は全く価値が違う。刀鍛冶は戦えない。人の命を救えない。武器を作るしか能がないから。」と正論攻撃。ふむふむ、毒舌キャラなのか。
これに炭治郎は「配慮が欠けていて残酷です!」とまた割って入り、刀鍛冶の人がいるから鬼殺隊は戦えているのだとフォロー。以下の回でも思ったけど炭治郎が良い奴でグッとくるなぁ...
こんなやり取りを「くだらない」と一蹴した時透は、再度炭治郎に攻撃。炭治郎は気を失いました。
時透が鍵を欲しがった理由
目を覚ました炭治郎は小鉄から以下の話を聞きます。
- 時透は小鉄の先祖が作った戦闘訓練用絡繰人形を利用するべく鍵を欲していた
- この人形は人間を凌駕する戦闘力があるので戦闘訓練に最適である
- この人形は実在した剣士の動きを再現しており、そのモデルは戦国時代の人物(炭治郎の夢に出てきた人とそっくり)
- 壊れるとそれを修復する技術がないので使って欲しくなかった
なるほど、前回映ったあの長髪のキャラは人形だったんですね。
時透は“日の呼吸”の使い手の子孫かつ剣の才能を持っており、その人形との戦闘の後に人形を破壊してしまいました
小鉄は人形の下へ走り出しますが、時透はそれを無視して炭治郎に折れた刀の処分を命じます。その嫌味なところに炭治郎は顔をしかめますが、そこに「悪意の匂いがしない」と意地悪でやっている訳ではないことを知ります。
時透が去った後、小鉄は炭治郎に”打倒時透”と発破をかけ、腕が一本少なくなった人形との特訓を持ちかけました。
炭治郎の成長
炭治郎はその人形に苦戦をしますが、小鉄からのアドバイスを受けながら特訓をします。
そして飲まず食わずで意識が朦朧とする中、炭治郎は川に落下。ここで川の底で光る石を手に取ると、何かが覚醒したのか人形の攻撃が臭いで分かるようになりました。何じゃそりゃ。
炭治郎は特訓を続け、ついに人形にトドメをさせる場面が来ますが、壊してしまうことが頭をよぎって攻撃を躊躇してしまいます。しかし小鉄は「斬って!壊れてもいい、絶対に俺が直すから!」と叫ぶので、炭治郎は意を決して攻撃。
すると中から刀が出てきます。これを見た小鉄達が「300年以上前の刀ですよね...」と驚いたところで二話が終了しました。
終わりに
時透と炭治郎がガッツリと絡みましたが、時透はただの無口キャラじゃなくてズバズバと物を言うタイプなんですね。今のところは甘露寺含めて感情移入できるキャラではないですが、ここは今後の展開に期待です。
そして今回も思ったのは炭治郎の持つあったかさ。こういう属性の主人公が多くの子供達にウケているのは、子供達の教育にとっても前向きな影響がありそうだな〜なんて思いました。