はじめに
劇場版「鬼滅の刃」無限城編 』第一章 猗窩座再来』を見た初見の感想をネタバレありで書いてみました。
ちなみに猗窩座は結構好きです。
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胡蝶 vs 童磨
冒頭、石柱の悲鳴嶼行冥がお墓の周りを歩いています。そこでお館様との過去のやり取りなど、前回の柱稽古編の最終話が所々映し出されて画面が暗転。鬼滅の刃のロゴが映ります。かっこいい。
無限城へ落ちている炭治郎は床に叩きつけられそうになりますが、そこに冨岡義勇がサッとフォロー。師弟コンビですね。
続いて蛇柱の伊黒小芭内と恋柱の甘露寺蜜璃がセットの模様。伊黒は「甘露寺に近づくな、ゴミども」と雑魚鬼を一掃し、それに甘露寺は『素敵ー』と楽しげ。
また場面変わり、悲鳴嶼と霞柱の時透無一郎がセット。悲鳴嶼が「お館様は一足先に逝かれた」と伝えると「自ら囮に?」と時透は察し、「なぶり殺しにしてやる」と感情を出します。そしてそれに「皆同じ思いだ」と悲鳴嶼。クールな二人が熱くなるのが最高なのと、お館様の慕われ具合にウルッときます。
そんな中、胡蝶しのぶは上弦の二の鬼である童磨と遭遇。童磨は「女の子だね、若くて美味しそうだな」とニッコリ。胡蝶は童磨の特徴に、姉が食われた鬼であることに気づき、姉の最期に「しのぶは普通の女の子の幸せを手に入れて、おばあさんになるまで生きて欲しいの」と言われた回想シーンが流れます。もう泣ける..。
胡蝶は童磨に蟲の呼吸の技で攻撃を仕掛けるも、童磨は「あれー、毒分解できちゃったみたいだな」と余裕の対応。ここで、童磨の回想で自分を教祖として崇める人間に対して『極楽なんて存在しないんだよ、死んだら無になるだけ。こんな単純なことも受け入れられないんだね』と失望するシーンが入ります。
胡蝶は童磨からの攻撃を受けて瀕死になりますが、自分が鬼狩りとして活動する理由が『まだ破壊されてない誰かの幸福を守りたいと思った。私たちと同じ思いを他の人にはさせない』であることを改めて誓い、奮い立ちます。この考え方が素敵すぎる...。
しかし最後の攻撃も童磨には決定打にならず、「言い残すことはあるかい?」「地獄に堕ちろ」というやり取りの後に胡蝶は握り潰されます。そしてそれを弟子であるカナヲがちょうど駆けつけて見てしまうというトラウマ展開。胡蝶は童磨の体に吸収されました。
善逸 vs 獪岳
ここで場面変わり、善逸の兄弟子である獪岳(かいがく)が鬼となって善逸の前に現れます。獪岳は善逸と同じく桑島慈悟郎に師事して雷の呼吸を学んでいたものの、無惨に命乞いをして鬼になった模様。そして、それに責任を感じた桑島は切腹をしたとの話になります。善逸が柱稽古編で様子がおかしかったのはそういうことだったんですね。なるほど。善逸は、新技(新たな雷の呼吸の型)で獪岳を撃破、そして愈史郎に命を救われます。良かった良かった。
炭治郎/富岡 vs 猗窩座
ここでまた場面変わり、炭治郎の前に「久しいなぁ。よく生きていたな、お前のような弱者が」と猗窩座が登場。猗窩座は富岡を見て「水柱か。遭遇したのは五十年ぶりだ」と喜びます。
猗窩座は戦いの中で「俺が嫌いなのは弱者のみ」と言いますが、それに炭治郎は「生まれた時は皆赤子。誰かに守られ、助けられ、今生きているんだ」とこれまた素敵な正論で言い返します。改めていい漫画だ。炭治郎は闘気を消すことが猗窩座攻略であると考え、猗窩座の首を切り落とすことに成功します。
ここで猗窩座の人間だった頃の回想シーン。父親の薬代のために犯罪に手を染め、腕に墨を入れられます。顔の模様ってそういうことだったのか。
そこで猗窩座は武術の先生に拾われ、病気がちな娘の面倒を見始めます。猗窩座は父親の看病でなれているのか病気がちな娘がいつも謝ることに対しても『一番苦しいのは本人なのになぜ謝る』と苦労を苦労と思わない様子。「今年見れなくても来年見にいけばいい」と花火が見れないことに対しても前向きな声をかけます。
猗窩座は道場を継いで、娘を嫁にするという話まで進んだ中で、その親子が周りのやっかみで毒殺されるという急展開。娘に対して「俺は誰よりも強くなって一生あなたを守ります」とプロポーズしていた回想シーンとなります。これは泣ける..。猗窩座は『弱いやつは正々堂々やり合わず、井戸に毒を入れる。殺さなければ、俺が嫌いな弱い奴を』と鬼になりました。
ここで首を切られた猗窩座は再生を始めますが、人間だった頃の自我が出てきて「再生するな。潔く地獄へ生きたい」と揺れ動きます。そこで回想の娘が「もういいの」と声をかけ、猗窩座は「守れなくてごめん」と泣き崩れ、それに「私たちのことを思い出してくれて良かった」と声をかけると鬼の猗窩座は消えていきました。これは主人公...。
最後は、カラスが上弦の鬼を一体倒したことをふれ回り、各柱が「俺たちも後に続くぞ」「上弦の鬼を連れてこい」と意気が上がったところでエンディングとなりました。いやー、面白かった。
終わりに
お館様の息子が周りを統制しながら鬼舞辻無惨の場所を特定しようとしている中、各柱や善逸vs鬼の試合が続く演出。特に胡蝶しのぶの激闘と猗窩座の過去には泣けました。また、炭治郎の”弱いものに対する考え方”など、道徳的なテーマとしてもとてもメッセージ性があるセリフが所々にあり、改めて鬼滅の刃っていい作品だな〜とも思いました。第二部が楽しみです。