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【鬼滅の刃/遊郭編】最終話のネタバレ感想 : 鬼の兄弟愛にやっぱり泣いた

はじめに

鬼滅の刃をAmazonプライムで見ながら、素朴に思ったことをメモしたり落書きを投稿するコーナー。青字が物語で印象に残った箇所、赤字は私の感想です。

前回は以下で今回は11話の後半です。

妓夫太郎の回想

妓夫太郎は堕姫という名前だけではなくて『梅もひどかったな。お前の名前は死んだ母親の病名からつけられたんだからなぁ・・』と振り返ります。

そこで妓夫太郎は

  • 自分は遊郭の最下層で生まれて何度も殺されそうなるも生き延びた
  • 美貌が価値基準の遊郭では醜い声や容貌を嘲られていじめられた
  • しかしキレイな容姿をしている梅が生まれたことで自分にも自信がつき、劣等感を吹き飛ばしてくれた
  • 梅が13歳の時、客の侍に反発して失明させてしまい、その報復で生きたまま焼かれて死んでしまった
  • それに対して怒るもその侍に返り討ちにされ、雇われ元からも「厄介払いができてよかった」と言われた

ことを振り返ります。

当時死にかけの妓夫太郎は侍を睨みながら『苦労したことがないくせに目玉一個なくしたくらいで騒ぐんじゃねえ』と恨めしそうに死にかけていると、その侍を切りながら「どうしたどうした可哀相に。俺は優しいから放っておけないぜ?」とイケメンの鬼(童磨)が登場します。なんかかっこいい鬼やな。

兄弟愛

「お前らに血をやるよ、あの方に選ばれば鬼となれる。命というのは尊いものだ、大切にしなければ。」と童磨によって鬼にされたことを思い出しながら『鬼になったことに後悔はねえ。ただ、もし唯一心残りがあるとすれば・・梅・・お前は俺と違ったんじゃないかってことだ』と妓夫太郎は振り返ります。妓夫太郎は梅は”染まりやすい素直な性格”と振り返り、『もっといい店にいたならまっとうな花魁に・・普通の親元に生まれていたら普通の娘に・・従順にしていれば何か違う道があったかもしれない。俺の唯一の心残りはお前だったなぁ』と後悔しました。

すると回想が終わって暗闇の中で妓夫太郎は堕姫と再会しますが、堕姫は人間だった時の姿をしています。
堕姫は妓夫太郎についてこようとするので「お前とはもう兄弟でもなんでもない、俺はこっちに行くからお前は反対の方、明るい方へ行け」と叫ぶも、堕姫は「さっきのこと怒ったの?謝るから許してよ、お兄ちゃんのこと醜いなんて思ってないよ。負けて悔しかったの・・うまく立ち回れなくて・・ごめんなさい」と涙ながらに返します。泣ける。

それでも妓夫太郎は離れようとしますが、堕姫は昔した”ずっと一緒だ”という兄との約束を引き合いに「絶対離れないから。何回生まれ変わってもお兄ちゃんの妹になる」と抱きついてくるので、妓夫太郎は堕姫をおんぶする形で暗い火の海の方向に歩いていきました。感動...

遊郭編のラスト

炭治郎は消えていく鬼を悲しそうに見ながら「仲直りできたかな・・?」と呟くと、それに禰豆子は頷きます。

一方、宇髄の元には遅れてきた助っ人として蛇柱の伊黒小芭内が現れ、「左手と左目を失ってどうするつもりだ?たかが上弦の六との戦いで」と質問をします。いや上弦の鬼に誰も勝ててなかったんちゃうんかい。

宇髄を問い詰める伊黒小芭内
それに宇髄は「俺は引退する、さすがにもう戦えないよ。お館様も許してくださるだろう」と言うと、伊黒は「ふざけるなよ。ただでさえ若手が育たず、柱は煉獄が抜けたまま空席のまま。お前程度でも居ないよりはマシだ、死ぬまで戦え」と返します。
これに宇髄は「いいや若手は育ってるぜ。お前が大嫌いな若手が」と笑い、伊黒はこの戦いで炭治郎が生き残ったことに驚きます。

ここで場面変わり、お館様は宇髄達が上弦を鬼を倒したことを労いながら「100年変わらなかった状況が今変わった。鬼舞辻無惨、お前は必ず私達の代で倒す。我が一族唯一の汚点であるお前は・・」と血を吐きながらつぶやくと、またもや場面変わって猗窩座が無限城に招集があるので『ここに呼ばれたということは・・上弦が鬼借りにやられた?』と勘ぐります。この無限城の立体的的アニメーションがすごい!

最後は炭治郎は善逸と伊之助に「みんな生きてて良かった・・」と泣き崩れている中、エンディング(残響散歌)。

残響散歌

残響散歌

  • Aimer
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

終わりに

いやー、遊郭編は個人的には前半パッとしませんでしたが、ここに来ていい終わり方で感激。
鬼の回想はやっぱり泣けますし、上弦の鬼が破れたことでソワソワする鬼舞辻無惨のコメントが楽しみです。ちなみに気にしているのは私だけかもしれませんが、鯉夏さんは結局死んだんでしょうか・・。

また、今回は新キャラであるイケメン鬼の童磨やお館様と鬼舞辻無惨が同じ一族・・という新情報が出る回でもあり、続きが気になる展開。次回は「刀鍛冶の里編」ということで、引き続きアニメ化を待ちたいと思います。