お膳立ては済んだ
松井秀喜がヤンキースに所属していた時、ワールドシリーズの第6戦でバコスパ打ちまくり打点を重ねました。
勝てばワールドシリーズ制覇の場面。
松井の4打点の活躍で1-5でヤンキースリードの場面、またもやチャンスで松井秀樹がバッターボックスに。すると敵の監督は松井にサウスポーをぶつけてきます。
相手のピッチャーが肩慣らしをしている待ち時間に解説の人は「ベンチにいる人たちはMVPを持っていってくれという雰囲気。絶好のお膳立てですよね。」と期待をかけます。
そして松井
投球練習が終わり、松井が改めてバッターボックスに入ると会場からは今までの活躍に大歓声。この段階でワールドシリーズ11打数7安打3ホームラン6打点。
カウントが1ストライク2ボールになるとまた会場からは期待の拍手。そして次の投球に振り抜くと解説は「これも良いあたり!」と叫んで右中間を割り、2ベース。2点を追加し6打点。
そして松井の活躍に場内からはMVPコール。
部外者の私はYoutubeでそれを見て、何故か感動して泣いてしまいました。なんの涙なのかもよく分かりません。
最終的なワールドシリーズの成績
2009 | 松井秀喜 | 打率.615・3本塁打・8打点 |
当時のヤンキースはAロッドを始めスターが勢ぞろい。あのメンツで誰よりも活躍した松井秀喜。
改めてすごい。勝負強い人間には、誰もがしびれますが、今後日本人がMVPを取ることはあるのか...。そう思ってしまうくらいにすごい。
ワールドシリーズ最優秀選手賞またはワールドシリーズMVPは、メジャーリーグベースボール(以下、MLB)の優勝決定戦となるワールドシリーズで最も勝利に貢献した選手に与えられる賞。
Youtubeで「MLB2009 松井秀喜 ワールドシリーズ 第6戦 」と検索すれば動画いくつも上がってますが、アメリカ人の 人種に依らず活躍した人を称える文化っていいな~~ と思ったりします。