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【NiziProject/Part1_4-2】8話の感想 : 不利な状況を言い訳しない美しさ

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[Nizi Project] Part 1 #4-2

前回は厳しいダンス評価回でした。

リオさん

表現力のあるダンスが持ち味のようです。
Summertimeというminorな曲を音源に選びますが、その理由はなんと"誰ともかぶらないから"とのこと。かっけ~...

Summertime

Summertime

  • RIRI, KEIJU & 小袋成彬
  • J-Pop
  • ¥407

本人は「自分で作った振り付けをソロで見せたい」と意気込み十分。
そんなリオさんはパフォーマンスを終えると、他の参加者はJYパークとリオさんの顔を見比べまくります。皆が「JYパークはなんて言うんだろう?」というのが気になっている様がビンビン伝わってくるなんとも言えない緊張感が。

そしてJYパーク評では「歌手とダンサーは違う」と得意なダンスを見せたリオさんを一蹴し、「見る人を説得しようという姿勢がなく、自分がうまく踊ることだけを考えている」と言うJYパークらしい評価。うわ~~、きつい。

エリナさん&カコさん

明るいキャラのエリナさんはダンスをしますが「前回と同じ指摘しかできない(練習してきたの?)」とこれまた厳しい指摘。こういう厳しい評価をみんなの前でされるの、結構きついですよね。

続く小栗かこさんにも10回躍らせたら10回全部同じように踊りそうとキツイ指摘。
そんな厳しい評価を受けながらも笑顔を必死で見せる候補者達に胸が痛みます。

そして全体に「地域予選では良いところを見つけて褒めたが 合宿では問題点を見つけて落としていく」と言い放ちます。なるほど、そういう方針があるんですね。

井上あかりさん

明るいエネルギーを褒められて予選を勝ち上がったあかりさん。

ところが準備期間に入院していたというシーンが...うわー、お涙頂戴だけど応援したくなります。
そんなあかりさん、事前インタビューでは「準備は大変でした」と語るもJYパークはその事実を知らない模様。

あかりんさんはパフォーマンスをしますが、準備不足の点をバシッと見抜くJYパークは以下の激辛コメント。

何を考えてここに来たのか分かりません。努力をしない人なのかな...

素人目からするとあかりさんのパフォーマンスの何がダメなのか分からないものの、人の不調を見抜けるってのはさすがにプロですね。そして、そんな厳しい指摘を喰らいながらもあかりさんは最後まで病気のことはいいませんでした。

JYパークは「このチャンスはもう二度と来ないかもしれないから今からでも心構えをしっかり改めて、僕にどれだけ必死なのかを見せて欲しいです」と激励。そのまま休憩時間に入りますが、ここでスタッフはあかりさんが入院していたことを告げ、JYパークは困惑しながら「でもなぜ入院してたことを言わなかったのかな?」とスタッフと会話。

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スタッフに渡された紙に目を通してソワソワするJYパーク

休憩明け、JYパークはあかりさんに「なぜ病気のことを言わなかったのか?」と問うと、あかりさんは「あまり言うことではないと思って」とシンプルな回答。そんなアカリさんのプロ意識に大号泣してしまいました...

マコさん

男性ボーカルの曲を力強く踊ります。

I'll be back - Japanese ver.-

I'll be back - Japanese ver.-

  • 2PM
  • K-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

マコさんのパフォーマンスを見終えたJYパークはオーディションを見ながら涙が出たのは初めてだと思います、という最高の褒め言葉でフィードバックをし、同じくトレーナーも「うますぎる」と内輪で絶賛。こういう頑張り屋の人はぜひ評価されて嬉しい...。

もちろんキューブゲット!

終わりに

努力を誉められたマコさんにも泣けましたが、やっぱり一番はあかりさんですね。
病気で練習できなかったことは他の候補者から見れば"知らんがな"ではあるものの、あそこであえて涙を出さずに理由も言わないのはかっこいい。もしそれをJYパークが知らずに落ちてもいいという腹のくくり方。

結果的に分かったから美談になりましたが、ほかの人も「私だって」と思う人もいたんでしょうね。この「不利な状況でも言い訳しない美しさ」は肝に銘じ、あんな場面で「だって入院してたんだも~ん」なんていう人間にならないように気をつけます...(笑)