はじめに
知る人ぞ知るIBMが分社化するという話。
以下が元ネタ。
同部門は115カ国で4600の顧客にサポート業務を行っている。ジェームズ・カバノー最高財務責任者(CFO)によると、分離後の新会社は9万人の従業員を抱えることになる。経営陣の体制については数カ月内に決定が下されるとした。IBMの現在の従業員は35万2000人以上に上る。分社化や事業変更に関連し、約50億ドルの費用計上を見込む。
今回の分社化を市場は好感しており、序盤の取引でIBM株は7%超上昇した。終値は約6%高となった。
社名も結構謎なネーミングになった模様。
以下はこの分割がどう株に跳ねるのかな?という懸念について。
どう分けるの?
分社化すると「ソフトウエア事業とソリューション事業のポートフォリオが収入の大半を占める」会社になる模様。逆に言うとインフラ側は別会社に紐づくんですね。
そして気になる新会社側の株ですが、アメリカにて上場準備を進めています。
結局は新会社の株はIBMの株を持っていれば分配されるということでビットコインのハードフォークに似た動きをするんですね。
終わりに
IBMの株は2013年をピークに単調減少していて、今は150ドル程度をずっとうろちょろしています。
今回の分社化で新会社の80%の株がIBM株主に分配されるということで持っている人はラッキーで終わるのか、IBMが分社化することで株価がドーンと下がるのか。売るタイミングは迷いますね...