はじめに
飛び降り自殺のニュースを題材にした同曲。ちなみに「生きていたいんだよな」ではなく「生きていたんだよな」です。
生きて生きて生きて生きて生きて
生きて生きて生きていたんだよな
という歌詞が特徴の同曲を聞いた感想をつらつらと。
死んだ人も生きていたんだよな
「生きていたんだよな」と実感した後で
最後のサヨナラは他の誰でもなく
自分に叫んだんだろう
という空想が痺れます。そらそうですよね。
そして
「今ある命を精一杯生きなさい」なんて綺麗事だな。
精一杯勇気を振り絞って彼女は空を飛んだ
という歌詞は、自殺した人を責めるわけでもなく、寄り添うでもなく客観的に分析しています。
思ったこと
私、こういう歌詞に弱いんですよね。なんか泣けるというかなんというか。
もちろん自殺はいけなくてそれに巻き込まれる人もいるのでやるせなくは思いながらも
その人にだって葛藤があったんだよね...と。
介護疲れで親を殺して自分も命を絶つ事件なんかを見るたびに、それを責めることはどうしてもできず、この歌を思い出してしまいます。どんな人も、やっぱり無責任なんだけど、ー生きていて欲しい。
終わりに
強烈なメッセージに賛否両論ある歌のようですが、私は心に残ったので名曲と思っています。
皆が口ずさみたくなるような曲だけでなく
こういう痺れる歌もかけるあいみょんさん、すごい。