アップルの要求
アップルは自社で使う電力を再エネで賄っていて、おもしろいのはサプライチェーンにもそれを求めています。
というわけで、丸井のテナントにアップルストアが入った際に丸井はそれを求められたようです。
FITは再エネではない
おもしろいのは以下のルール。
FIT制度のもとでは発電した電気は「CO2を排出しないという環境価値」は買取価格の補填部分に含まれているとし、火力発電と変わらない電気として需要家に販売される
へぇ~、じゃあ丸井はどうしてるの?
電力販売契約
丸井は特定の発電所と契約して電力需給を受ける仕組みを取っています。
送電線の利用するための託送料金や需要側での需給管理に参加することで、そこで発電した電力でうちは運営していると堂々と言えるという仕組み。
このあたりは関西電力やNTTアノードエナジー、Looopなどが参入している模様で拡大傾向にあるようです。
思うこと
電力には色がないので、発電側で作ったものをうちが使っている と物理的に言うことは無理ではあるものの、それを間接的につなぐ仕組みができつつあるというのは興味深いです。こうやって再エネで発電している事業者にプラスアルファの収益が入ることは、結果的に再エネ促進にもつながりますからね。
SDGs銘柄として、引き続き同話題はウォッチしていこうと思います。
2030年までに再エネ100%を目指している企業
- アスクル
- 丸井グループ
- 積水化学工業