はじめに
某Youtuberがネットフリックスでのおすすめコンテンツ！として紹介していた同作品。
エピソード2は「水」。前回は音楽を見ました。
動画の内容
ケープタウンの水道水が止まるという衝撃的な事実が起きていたことから本映像は始まります。
もともと地球に存在する水の中で人間が利用できる（淡水）ものの割合は１％で、その中の多くは地下水にあります。
しかし、この地下水は千年かけてできあがるのでそれをこのまま利用していると５０年でなくなる、という調査結果もあるんだとか。
ここで人間が生きていく上でどのくらい水を利用しているかという話にあり、１日に飲むのは４リットル、歯磨きや手洗いで４リットル、トイレで１０リットルなどなど。ここでは描かれていませんが日本人はお風呂に入るのでさらに、ですね。
しかし人間が生活で利用する水はしれていて、基本は農業や工業。そのたとえとしてコカ・コーラを作るのに必要な水の９８％はその容器に利用されているんだとか。また、コーヒー一杯にも１３０リットルの水が必要で、ハンバーガー１個には１６５０リットルの水が必要という試算が紹介されます。
しかし先進国では水が安いので無駄遣いをしていて、例えば牛の飼料となるアルファルファは砂漠を灌漑（農地に外部から人工的に水を供給すること）して育てています。しかしこれにも専門家は警鐘をならしていて「水の価格が上がると砂漠に農地を作らない」とコメント。
夢としては海水からの水の製造ですが、それには膨大な電力がかかるという話。
ただ現実に救いがあるのはケープタウンでは水道が止まるというアナウンスがあってからか水の使用量が４年前の半分になり、皆が節水することで結果的に実際には止まらなかったという話で締まりました。
- provided courtesy of iTunes
終わりに
２１世紀の石油は水、という標語がある通りで水ビジネスに関しては今後大きなお金が動きそうだな～と思う映像でした。
そういう観点ではやっぱり地球温暖化による水不足加速に歯止めをかけるべく、やっぱり原子力発電や自然エネルギーしかないのかな？とも思ったりしました。
