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【梨泰院クラス】2話の感想(後半):セロイがやっといい主人公に見えてきた

はじめに

梨泰院クラスの感想をつらつらと書いています。

前回は以下。セロイはグンウォンを殴った罪で収監されます。

スア&セロイ

スアが囚人となったセロイの面会に来ます。

会長から奨学金をもらった話をセロイにつたえ「自分は卑怯者である」と自己嫌悪します。
が、セロイは「いいんだ。暴力をふるったのは事実であり、(スアが)通報してくれてよかった」と前回までの暴力シーンとは違って丸くなった様子。

もともとのセロイの夢であった警察官に対して、前科者は警察になれないのでと諦め、父の夢でもあった飲食店を経営したいと新たな夢をスアに語ります。

会話の中で、急に自分に接近してきたセロイへの疑問をスアはぶつけますが「好きだったから」であるとセロイは単刀直入に伝えます。
ここで「貧乏な人は嫌いよ?」とスアが言えば、セロイは「今からの夢はお金持ち」と返す。甘酸っぱい、いいラリーです。

2年後...

収監されている際の話はなく、いきなり2年後の描写。
同じ牢屋にいたボスっぽいおじさんはヤクザだったようで「セロイも(車に)乗ってけよ」とある程度は打ち解けた様子。

セロイはそれを断り、1人で飲食店に行き、今は亡き父にもお酒を用意して一人飲み。
牢屋の中では本を読んでいたようで、その中でも熱心に読んでいたのが長家の会長が出した本。経営のことが書かれていることからお店を出す夢を持つセロイは、因縁の相手の本を参考に読みふけっていたようです。

その本をお店のテーブルに置いたままで席を離れようとするセロイを見た店員さんが「忘れてるよ」と声をかけるも「もう覚えたのでいりません」と返す。それほどまで熱心に読んでいたというさわやかなシーンですね。

ハロウィンのイテオンで遭遇

収監されていた際、スアはセロイに手紙を出していたようで、その中でスアはイテオン(梨泰院)に住んでいると書いていました。それを思い出しながら、特に待ち合わせしているわけでもなく梨泰院を歩くセロイ。

世の中はハロウィンのようですが、ハロウィンメイクをしているスアと偶然の遭遇。スアは大人っぽくなっています。相変わらず美人。。どことなくAKBの指原さんや乃木坂の白石さんに似ています。

会話の中で、スアは会長の会社である長家に入社したと告げ、そしてセロイも梨泰院が気に入ったので父親との夢であった飲食店を梨泰院で出すと宣言。

それを受け、スアはいつお店を出すの?と聞きますが「7年後」とセロイは答えるので飲み物を吹き出すスア。お店の開業資金のため7年間は漁船に乗ってお金を貯めると語るセロイに「なぜ漁船?」「おじさんの保険金あるのでは?」と質問責めをしますが、セロイは「中卒の前科者には働き口がない。」「父さんの命の代償だ。有意義に使いたい」と微笑みながら回答。ええやつやな...

最後は酔っ払いのスアをおんぶして家まで連れ帰り、寂しそうなスアは「次はいつ来るの?」「泊っていく?」と誘うもセロイは「まだお金持ちじゃない」とかっこよく断ります。この流れ、泊れば完全にエッチできるのに断るセロイ、偉い。

7年後

そこから「7年後」とテロップが入ります。
えー...時間の流れがすごい。

ピンクのタイトなスーツを着たスアはばりばりの社会人。
プレゼンの中で「人の本性はそもそも悪である」と力説しますが、社会人になって闇落ちしていないか心配になります。

会長はスアのプレゼンを評価し、それを見て少し嫉妬する会長の息子グンウォン。この息子も元気そうでなにより...

スアの女上司であろう専務は「そろそろ誰の下につくか決めないと...」とスアを取り込もうとしますが、スアはそこをいなしています。

そんなスアは、街の一角で新しい店の準備をしているセロイと運命の再開。
イテオンの権利金は2億ウォンが相場ということで約2千万円。7年間でこれを貯めたセロイ。

(店を出すことは)彼にはただの夢ではなかった

というナレーションが入りながらスアはセロイの店を見上げ、第二話は終わります。

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セロイの店を見つけて驚くスア

まとめ

なんと今回の1時間で一気に2年+7年で9年過ぎました。

第一話のセロイは暴力キャラ&いきなりスアに恋心を抱く謎男でしたが、第二話では好青年な一面が描かれました。イテオンクラス面白い…

会長の下で働くスアと、打倒会長のセロイ。
スアとセロイの今後の関係性がどうなるのか楽しみです。