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【梨泰院クラス】9話の感想(前編) : イソがタンバムから気持ちが離れていかないか心配

はじめに

イテウォンクラス(いておんくらす)のあらすじと感想をネタバレ有りでつらつらと書いています。

前回は以下。イソはセロイへの理解を深めました。

イソと会長

セロイ達は新たなお店作りをしている様をイソの機転でライブ配信する戦略を取ります。
慣れないライブに緊張気味のセロイは、「韓国の居酒屋トップを目指す」と語ります。

場面が変わり、チャン・デヒ会長の講演会にイソは参加。会長は「悩みと挑戦が今の私を作りました。みなさんにもできます」と締める。
直後の質疑応答でイソは手を上げ、「商売するにあたって信念のようなものは?」という問いに「利益を得ること」、「小さな居酒屋が長家に勝つことはできますか?」という問いに「私が死ぬまでは無理」と回答しました。

セミナー終了後、会長はイソを評価しているのか食事に誘い、そこで「長家に来ないか?報酬は弾むぞ」とスカウトをかけるもイソは断ります。断るイソも、自分の能力ではなくセロイが邪魔という観点で声をかけられたことを見抜いており「私はタンバムを大きくする自信があります。セロイではなく私が目に留まったら、また提案してください。」と言いました。

梨泰院クラス

セロイは税金対策で法人にすることをタンバムのグループチャットで提案します。ここの演出がチャットのアイコンに顔が埋め込まれていて見ていて楽しい。結局はスングォンが出した「梨泰院クラス」という響きにセロイは自由を感じ、それに興味を示します。

「クラスは幼稚っぽい」と不満げなイソは「仕方がない」とあきらめムードも「お前に合わせる」とセロイが信頼を寄せると嬉しさからかコロッと態度を変え、「地名が入ると小さく見える」とだけ伝え、結局はI(イテオン)C(クラス)で株式会社ICとして創業します。イテオンクラスってタイトルはこの会社名から来てたんですね。

元刑事さんと美人専務

元刑事(オ・ビョンホン)さんが「話がある」と娘と一緒にセロイの元を訪ねてきます。が、娘が一人で外に出てしまいセロイ達は慌てて探しにいきます。
ちょうどセロイの店に来ようとしていた美人専務(ミンジョン)が娘と遭遇し、電話を貸してくれたことで無事に合流。ここの専務が最初は「おばさん」と言われてムッとするも子供に優しい女性で、一気に好感度が上がりました。

合流した際、元刑事さんは遠くからカメラで撮られていることに気づいて撮影者のカメラを強奪。その写真を見て、「(こんなことするのは)会長しかいないわ」と専務は言い、セロイと組んでいることが会長にバレていることを認識します。ひょえ~...どうなるの...

会長にも盗撮が専務にバレたことが伝わり、その時の写真に映る元刑事について「パク部長の知人だろうか?会う段取りをつけろ...」と手を打ちます。

イソVSスア

セロイの買った新ビルの通りは寂れているようで、常連客の金貸しのおばあちゃんは「早く売った方がいいよ」と言うも「この街を再生させます」とセロイは意気込みます。

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モブキャラなのか重要キャラなのか不明

それからセロイは通りを盛り上げるためか他の店の手伝いを始め、それを呆れた表情で見ているイソ。
ちょうど通りかかったスアは「あなたはセロイが好きみたいだけど、セロイが拒んだら店を辞める?」と会長がイソを狙っていることを知っているスアは確認すると「ありえません。私は負けないので」とイソは言います。

イソはセロイを理解しきれない

イソはセロイの行動に突っ込むと、セロイは「通りを再生させる」案をやっと言い出します。するとイソは言い合いのすえに「夢想家で理想主義。私たちは合わない」とセロイを突き放して店を出ていきます。それを見ていたグンスは「社長の言いなりになるのは楽だけど、それは仲間なのか?イソは社長に人生を懸けているんだから、イソを納得させるべきでは?」と厳しい指摘が入ります。

セロイはグンスに言われた話をその通りだと反省しながらスアと二人で飲んでいます。
スアは「私たちの関係には障害ばかりがある。私が長家じゃなかったらね...」と振るも乗ってこないセロイに「いつもその調子で告白してこない」と冷めて言います。それに対してセロイは「バス停で解き放つといったやつは?」とあれが告白だったと言い、呆れるスアに「人生をかけた告白だった」と続けます。

スアは「私は金持ちが好き」といつものセリフを言い、セロイは「今はビルのオーナーだ!」と返して二人は笑います。

終わりに

イソがセロイに心を開いたと思えば、会長からの引き抜き工作やセロイの説明不足の暴走、スアとセロイのいい関係、タンバムのイソにとっては逆風が吹いています。素朴に「イソがタンバムから心が離れていきそうで見ていてもやもやする」と思ってしまいました。セロイはイソに女性としての魅力は感じていないようですが、一視聴者からするとイソともっと親密になって欲しいな~と願うばかりです。