はじめに
FXの変動とにらめっこする時間が面倒で、自動で利確してくれるトライオートFXを試してみました。
もとは兵庫銀行系列の証券会社のようで、invastは『invest（投資）』と『vast（広大な）』を掛けた造語なんだとか。
個人的に気に入ったのは、2009年より対面業務などを他社に譲渡してオンライン業務に特化している点。
結局既存の証券会社は対面業務にコストが乗っている点が納得できずあまり利用していません。
自動売買で設定する設定
設定するのは以下の箇所。（今回は簡易版ですがもっと細かな設定も可能）
銘柄、数量、利確幅、損切幅、フォロー値、カウンター値。
銘柄はドル円やユーロ円といった通貨ペア。
数量は購入単位、最低で1万なのは他のFX業者と同じ。
利確幅はpipsで管理し、エントリーしてから利益が出た際に利確する幅。
損切幅はpipsで管理し、エントリーしてから損失が出た際に損切りする幅。
フォロー値とカウンター値は少しややこしいので丁寧に説明します。
まず、「買い」から入る場合は「カウンター値」を設定します。
例えば、利確幅を20pipsで「買い」を入れてそこから20pips上昇すれば自動売買で利確されます。
が、それをどこで再度「買い」を入れるか？を管理するのがカウンター値です。
最初に買ったところまで戻ってきた時に再度買いを入れるのであれば、カウンター値は利確幅と同じ20pipsを設定します。
逆に、上下しながらも長期的に上昇していくと踏んでいるのであればカウンター値を15pipsにしておけば売ったところから15pips戻した段階で買いを入れることができます。
「売り」から入る場合にこれに相当するのが「フォロー値」ってな感じですね。
試しにユーロ円＆ドル円で実践
1万通貨であれば、証拠金は５万円程度なので「利確を20pips」にして損切設定を入れず、カウンター値は同じく20pipsでエントリーしてみました。試しに１ヶ月放置して後日報告します。素朴に簡単な条件であればこんなツールを噛ませる必要はない気もしますが...。でもFXでエントリーすると仕事が手につかずに画面を見てしまうような人にはいいのかも？
マネーフォワードともサクッと連携できるのも嬉しい。
