はじめに
Twitterにてタイトルの論が「トレーナーの勉強をしていてタメになったこと」として紹介されて数万リツイートされていました。
私は「ほんまかいな」と少し疑いならがらもスルーしていましたが、引用リツイートでネットユーザーの皆が否定の大合唱。
そのあたりの意見をまとめた上で、最後に感想を書きました。
反対派
確実にいえることとしては、運動負荷により各器官の酸素要求量は増大し心臓にかかる負荷は増す。
この情報はあやしい・・・
純粋に好奇心に突き動かされて走り回っているという方が適格だと思う。
⭕️下肢骨格筋(筋ポンプ作用)を鍛えるために、子どもは外で元気に走ったりして遊びましょう!
❌子どもがたくさん走る理由は、静脈還流を増加させて心臓の負担を減らそうとしているから!
以下、私の感想です。
感想
この手のツイートはよく見かけますよね。
要は子供が泣いたり走り回って手がかかるけど、それに怒らずに温かい目で見ようという主旨の発信。
個人的には「気持ちの持ちようで怒りをコントロールできる」という考え方は素敵だと思います。子育てにしたって介護にしたって当人にしか分からない苦労があり、その知見を他の人にシェアする姿勢も素晴らしいな~と思います。
ただ、嘘は嘘なのでガセネタっぽい情報で発信するのはイケテナイとも感じます。要は、上記にて最後の方が述べていたように順序が逆で「下半身を鍛えれば心臓負担が小さくなる」なのに「心臓負担を小さくすべく子供は走っている」と言い切ってしまうのはミスリードを誘い、誤解を与えますよね。
終わりに
ちなみに同ツイートは一部の方には刺さっているようで「これ普通だったんだ、叱るのやめよう!」「子供の足音の騒音も仕方ないよね!」と肯定意見としての盛り上がりもありますが、やっぱり嘘は嘘。状況が分かっていない人に対して「仕方がない」と寛容に笑う余裕は大事ですが、嘘を嘘と見抜けない体質は危険だよな〜と眺めてしまいました。