はじめに
動画SNSを見ていると「ポコチャで馬車を20連(10万円分)してライバーを喜ばせてみた」といった動画が上がっていて、実際にそれを受け取った女性ライバーは歓喜していてなんともエモい動画でした。
そこで素朴に気になったのは同アイテムが購入された際に「配信者である受け手側はいくらもらえるんだろう?」という点。というわけで、本記事ではそのあたりを調べてみました。
ちなみにポコチャ(Pococha)はDeNAが運営をしていて、アプリの使いやすさ(UI/UXデザイン)が評価されて2020年度グッドデザイン賞を受賞している模様。
スペシャルアイテム群
同アプリの中では1コインが約1円で買える(まとめて買うと少しお得になる※10万コインが約8万円)という前提でアイテムは以下。
- 花 1080枚
- HAPPY BIRTHDAY 1080枚
- 光 1555枚
- ラッパ 2222枚
- お城 4444枚
- かぼちゃの馬車 5555枚
一番高額な”かぼちゃの馬車”は「シンデレラ」が題材になってるということで女性ライバーを喜ばすには確かにうってつけ。金額にしては約5000円。
ライバー側はいくら貰えるの?
視聴者側が贈るのに約5000円かかるのは分かったとして、配信者側はどの程度の割合でもらえるの?という点ですが...。
結論から言うと0円でした。
というのも、ポコチャの配信者は「時間ダイヤ」というものが収益源となっていて、同アイテムは配信時間に応じてそれが配布されます。そして、時間ダイヤの単価を上げるためにはライバーのランクを上げる必要があり、そのライバーのランクを上げる条件が「応援ポイント(かぼちゃの馬車等)」をたくさん貰うことでした。つまり、間接的に収益アップに繋がるというイメージですね。逆に、17liveでは貰ったアイテムの何%が直接のお金になるという構造の模様。
ちなみにC帯の人は月10万円前後、B帯20万弱、A帯は20万後半、S帯は30万以上というのがライバー収益の相場の模様。
終わりに
スマホさえあれば誰でもライブ配信や視聴ができる今日このごろですが、Youtubeやニコ生ではなく若い子はこういうニッチなアプリで楽しんでいるですね。しかし、やっぱり動画でお金儲けとなるとユーチューブ一強で近年はティックトックからも美女がYoutubeにシフトしています。
Pocochaは2020年6月1日時点で累計145万ダウンロードされているということですが、美女は同アプリを使い続けるのか?はたまたYoutubeに流れてくるのか?...引き続きウォッチしていきたいところです。