はじめに
将棋にはタイトルが色々あり、「竜王戦」「名人戦」「叡王戦」「王位戦」「王座戦」「棋王戦」「王将戦」「棋聖戦」と格付け順に色々あります。
ただ、これらは協賛企業が違うだけであり、ルールはほとんど一緒。格付けも賞金順。
一方で競馬でも似たように三冠レースと呼ばれるものがありますが、それらは距離が違うため全てのレースで一位にとるのは確かにすごいと思ってしまう。
というわけでこういうルールだったら面白いのでは?と思考実験してみました。
八大タイトルのルール(仮)
「竜王戦」
持ち時間各8時間(その年にA級で最も勝利数が多い棋士が挑戦権)
「名人戦」
持ち時間各8時間(トーナメントで勝った人が挑戦権)
「叡王戦」
持ち時間各4時間(トーナメントで勝った人が挑戦権)
「王位戦」
持ち時間各4時間(人気投票で選ばれた棋士でトーナメントで勝った人が挑戦権)
「王座戦」
持ち時間各2時間(トーナメントで勝った人が挑戦権)
「棋王戦」
持ち時間各1時間(トーナメントで勝った人が挑戦権)
「王将戦」
一手30秒将棋(トーナメントで勝った人が挑戦権)
「棋聖戦」
目隠し将棋で持ち時間各2時間(トーナメントで勝った人が挑戦権)
終わりに
こうやって各タイトルに味付けをすると
・「竜王戦」:その年最も強かった人が決まる
・「名人戦」:その時最も強かった人が決まる(大長考OK)
・「叡王戦」:その時最も強かった人が決まる(長考OK)
・「王位戦」:その年最も人気と強さを兼ね備えた人が決まる
・「王座戦」:その時最も強かった人が決まる
・「棋王戦」:その時最も強かった人が決まる(長考NG)
・「王将戦」:その時最も早指しが強かった人が決まる
・「棋聖戦」:その時最も目隠し将棋が強かった人が決まる
そうなると「このタイトル戦得意なんだよね」みたいな棋士が出てきていいような。