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【愛の不時着】3話の感想ネタバレ(前半):チョルガンとムヒョクの因縁が気になる

はじめに

『愛の不時着』(あいのふじちゃく、韓国語原題: 사랑의 불시착 , 英: Crash Landing on You)を見た感想をあらすじネタバレ有りで記載しました。

前回は以下。

尚、青字が話の中で印象に残った箇所で、赤字が印象に残った私の感想です。

ジョンヒョクの婚約者

婚約者発言を聞いたチョルガンは「婚約者がいたのか、失敬」と銃を下ろし、市民証と前線地域通行証の提示を要求します。それに対してジョンヒョクは「彼女は南から来ました」と言い、続けて「11課の所属(特殊工作員)です」と言うことで難を逃れます。

後にセリは「私をスパイにするなんてひどい、後始末つけれるの?」と問うもジョンヒョクは「君は明日ここを去る」と返します。セリは北朝鮮の奥様集団に「(セリに品がなく)大尉が可哀想」と言われたことに腹を立て、「あなたが振られたことにして」と自分のメンツを保つために条件をつけますが、ジョンヒョクが呆れて無視すると「同意は?居座るわよ?」と言うや即座に「同意する」と返すシーンに笑いました。

その後、慣れない布団で眠れないセリは本棚で見たピアノ楽譜とスイスの音楽学校の願書を見たと言い、「あなたもピアノ弾くの?」と質問するもジョンヒョクは無視。
シーン変わって美人女性(ソ・ダン)がロシアから平壌に帰国し、前回ジョンヒョクを助けてくれたミョンソク(責任副官)がお出迎え。会話の中でジョンヒョクに対して「結婚する相手の顔を忘れると思いますか?」と言い、この女性がジョンヒョクの本当の婚約者であることが明らかになります。

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美人女性ソダン

盗聴と事故

盗聴室に入ったチョルガンは、チョン・マンボクという男性に「ジョンヒョクがムヒョクの弟で今まで戦線に居たこと」を伝えると、マンボクは「彼は何かを察して平壌を離れていた?」と意味深発言。チョルガンは「それは君が調べることだ」と盗聴を指示し、「あの女をうまく使えばリ家族を破滅させられる」と悪そうな顔。

ここでマンボクの回想となり、7年前にムヒョク(ジョンヒョクの兄)が車の中で「兄弟のどちらかが父にならい軍人にならないといけないのを自分に押し付けたことをジョンヒョクは悔いている」「僕もピアノは好きだが弟に実力が及ぼなかった」「弟が自分のためにピアノを弾いてくれるらしい」とジョンヒョクについて嬉しそうに語っている様をマンボクは盗聴しながら「5秒後に目標地点」と進言し、追突事故を導いていました。それをマンボクは思い出し、チョルガンが去った後に一人で涙を流します。このキャラは根は良いんやろなぁ...

セリ脱出作戦

ベースキャンプに戻ったジョンヒョクは側近の4人をオフィスに呼んでセリを脱出させる策を話し合い、2万ウォンのテレホンカードで船の手配を裏で行ったと報告を受けます。そして4人がジョンヒョク宅にてセリの護衛を行い向かった時には既に盗聴器は設置済ですが、ここで韓ドラ大好きジュモクとセリと韓ドラトークを行い、「殺すのは仕方がない」などを言い合う二人を盗聴している男性が速記しながら「何の話だ?」と混乱するシーンが笑える。

また、美人女性ダンと同じ飛行機で平壌入りした詐欺男(ク・スンジュン)は豪邸でチョルガンと対面。
チョルガンが差し出した手を無視して金をチラつかせて上から話をしますが、チョルガンが「自分は商売人」だと言い、「あなたを売ればお金がたっぷり貰える。俺は過程より結果を重視する」と冷たい顔で言い放つと、スンジュンはまたもやケロっと「仲良くしよう」と笑顔を見せました。このキャラいつもマウントを取ろうとするもすぐにひっくり返されてるな...

終わりに

第三話ではジョンヒョクが追突されたトラックは「前面が特殊装甲のトラック」であることをヒアリングし、いよいよ事故ではなく事件であることを嗅ぎつけるシーンもありました。視聴者からすると、ジョンヒョク一家を目の敵にしているチョルガンという構図が浮き彫りになっていますが、何が理由でそうなっているのかは未だ謎。

そしていざとなれば嘘をついて切り抜けたり、亡くなった兄のために真相を明らかにしようとするジョンヒョクの好感度はさらに上がる展開。つくづくいい主人公。後半に続きます。