はじめに
『愛の不時着』(あいのふじちゃく、韓国語原題: 사랑의 불시착 , 英: Crash Landing on You)を見た感想をあらすじネタバレ有りで記載しました。尚、青字が話の中で印象に残った箇所で、赤字が印象に残った私の感想です。
前回は以下。マンボクはジョンヒョクにチョルガンの悪事をカミングアウト。
スンジュンの協力
ジョンヒョクはチョン・マンボクから受けとったムヒョクの腕時計からチップを取り出しパソコンにつなぐと、チョルガンの悪事記録がびっしり記載されていました。ジョンヒョクはそれを父リ・チュンリュルにFAXで送付し、父親はそれを無表情でパラパラ見ながらも最後に報告者としてムヒョクの名前があることにハッとします。
場面変わってホテルで保衛部に囲まれるク・スンジュンは自分は外交官だと言いはりますが雲行きが怪しい状態。
そこにダンが留学時代の友人として声をかけ、叔父コ・ミョンソク大佐もそれに乗っかって「何事だ?」と一言口にすると、保衛部は「お知り合いなら問題ありません!」と態度を変え、スンジュンの危機を救いました。
スンジュンはダンに前回の「泥酔した君を2キロおんぶした」件を愚痴ると、ダンは「これでおあいこでしょ」と返し、その話の流れでスンジュンはジョンヒョクがセリを逃がすために非武装地帯にいることを伝えてしまいます。
ここでスンジュンの回想シーン。
セリ脱出の夜、スンジュンはジョンヒョクからの依頼でセリ達を車で送迎してくれていました。セリは「あの日(宿舎から)逃げてごめんなさい」と伝えつつプロポーズの指輪を質屋に入れたことを明かし、ジョンヒョクはスンジュンとの別れ際に協力に感謝を伝えるもうつむくスンジュン。踏んだり蹴ったり...
スンジュンとダン
スンジュンはダンにその話をすると、ダンはジョンヒョクが勤務交代を願ったのはセリのためということを聞いて落ち込みます。しかしスンジュンはダンに、脱出計画に協力した理由は「君の初恋を終わらせたかったから」と伝え、「恋に恋しちゃダメだ」と執着している現状から目を覚ますように言います。一方でダンは「忘れるなら愛じゃないわ」と返しました。スンジュンとダンくっついてくれ~~
場面代わり、ダンの母親ミョンウンとミョンソクは会話をしていて、ダンがジョンヒョクではない男性(スンジュン)と親しげであることについて話をしています。ミョンウンはダンには美貌もお金もあるので「男が寄りつく」と嘆き、ミョンソクもダンがジョンヒョクが非武装地帯に行っても寂しそうではないことを心配します。
ミョンウンはどのようにダンを説得するか頭を悩ましながらも「破断になるならこっちから断ってやるわ」と強気に言うと、ミョンソクは「悪い冗談を言うな」と笑いました。相変わらずミョンソクのゆるキャラが最高。
チョルガンの裁判
シーン変わってチョ・チョルガンの悪事について裁判が開かれていて、ジョンヒョクは証人として出頭。裁判官から証拠をどのように入手したか問われると「犠牲者の一人である、兄リ・ムヒョク大尉が持っていたものです」と証言をし、チョルガンの「陰謀です!あれは事故でした!」と言う無実の訴えに対しても、基地で発見した工兵隊の改造トラックに使用された特殊鋼の欠片がロシア製&記録にロシアのマフィアとの取引記録があるとジョンヒョクは補足。
チョルガンは「この男は南のスパイを匿って、11課の対象だと嘘をつきました。嘘を見抜いた私を陥れようとしているのです!」と必死に叫びますが、裁判長はテロ罪/密輸罪/歴史遺物盗掘剤として「社会から隔離された区域で生涯強制労働に従事する、無期の労働教化刑に処す。この判決への控訴は認めない。」と厳しい判断を下します。
すると手錠がついたチョルガンは大暴れしてジョンヒョクに迫り、「一つ見落としたな、そのせいであの女は死ぬだろう。きっと死ぬ」と狂気じみた顔で笑いながら告げました。ど、どういうこと!
終わりに
証拠を手にしたジョンヒョクとチョルガンがどういう攻防を見せるのかが気になっていましたが、いきなり裁判であっさり勝利するという流れ。
愛の不時着の二大問題だった「セリの帰還」と「チョルガンへの敵討ち」が解決し、視聴者としては拍子抜けしてしまう展開。まだ最終話まで1/3を残していますが、ここからどう盛り上がりを作ってくるのか?...盛り下がらないのか...?
話の持って行き方に期待します。