はじめに
『愛の不時着』(あいのふじちゃく、韓国語原題: 사랑의 불시착 , 英: Crash Landing on You)を見た感想をあらすじネタバレ有りで記載しました。尚、青字が話の中で印象に残った箇所で、赤字が印象に残った私の感想です。
前回は以下。チョルガンがセリを血眼で探しています。
セリに迫るチョルガン
暖を取るために居た学校で眠っていたジョンヒョクは、亡くなった兄に時計をプレゼント&ムヒョクから「いい時計だな、ありがとう」と感謝を伝えられるも留学に行くジョンヒョクは「お礼を言いたいのは僕の方だ」と言い合った日のことを夢で見ていました。
そんなジョンヒョクは傷が癒えていないのか熱があり、セリはジョンヒョクを連れて家に向かいます。
一方、チョルガンはセリを回収するためにスンジュンの家に乗り込み(病院の監視カメラでセリとスンジュンの関係が発覚)、スンジュンを殴りつけて「お前はいつでも殺せる」と脅しながら「セリはどこだ?」と問います。
場面変わって、チスは酔っ払った中でダンの母親(ミョンウン)にセリの話を洗いざらい話してしまったことを他の隊員に睨まれるシーン&ミョンウンは酒を飲みすぎて「呆れた話を聞いたけど思い出せない」というギャグシーンが入ります。いや緩急の差がえぐい!
ダンは単独行動を取った母になぜそんなことをしたのかと呆れると、二日酔い状態のミョンウンはダンの手を取りながら「私は娘が婚約者とうまくいっているのか心配なの。幸せなのか、彼に愛されているのかそれが知りたいの。」と呟きます。ダンはその手を力強く握り返し、「何も心配しないで。私は何があっても彼と結婚をして誰よりも幸せに暮らすわ」と返しました。行動は派手だけど娘思いのいいお母さんなんだよなぁ...
プレゼント
家にジョンヒョクを連れて帰ったセリ。ここでマンボクにチョルガンからジョンヒョク達が返ってきたかと連絡があるも「いいえ、誰もいません」と嘘の報告。うわ~~、マンボクは嘘ついたらあかん...
セリはクリスマスということもあってスンジュンから貰ったダイヤモンドの指輪を質に入れ、奥様グループへのプレゼントと質屋で置かれていたジョンヒョクへのプレゼントとして高級時計(第五話で登場)を手に入れます。
また、韓国ではセリが死亡として片付けられていることに納得しないチャンシク&パク・スチャンコンビは父親である会長に「ユン・セリはまだ生きている」というメッセージを伝えようとし、それを聞いた会長はセヒョンが追い払おうとして手荒に扱っていた二人を放すように指示しました。
愛してる
目を覚ましたジョンヒョクが部屋を見て歩くと、セリがお手製で作ったクリスマスのデコレーションがあります。それを微笑みながら見ているとセリから突然の見慣れない電話番号でコールが....。なんと、セリはチョルガンの差し金なのか二人組の男性に銃を突きつけられ拉致されていました。
移動の車の中、目の前で銃を突きつけられた状態でセリはジョンヒョクと電話をしていて「私、もう行くわ」と言葉少なく別れを告げます。
ジョンヒョクは「遠くてもいい、すぐ行く」と会おうとしますがセリは涙を流しながら「さようなら、元気でね。無事に式を挙げて幸せな家庭を築いて、どうか末永く幸せに。」と言い、「私との思い出は全て忘れて幸せに暮らしてね。」と続けます。
ジョンヒョクは「周りに何が見えるか言って」とセリの状況を掴もうとしますが、セリはそれには答えず「リさん、愛してる」と言うと同時に銃声が響きます。ここからは劇中の音が消え、Photo of My Mind(私の心の写真/내 마음의 사진)が流れる中でセリは車で輸送され、ジョンヒョクはその場に立ち尽くしながら涙を流しました。
ちなみにエピローグは、1年前はクリスマスお構いなしで仕事をすることに愚痴る社員にセリが「他人の誕生日をなぜ祝うの?プレゼントはなぜ渡すの?」と言い切っていたシーンとセリがジョンヒョクのために楽しそうにクリスマスのデコレーションするほっこり映像。
終わりに
最後の音がなくなる演出が秀逸で、愛の不時着の名シーン入り間違いなし。音楽も相まって心が震えました。
また、セリとジョンヒョクは互いに「愛している」と言ったフレーズは使わずにここまで来ましたが、ついにセリがジョンヒョクに直接伝えるシーンが胸熱。
メタ的な見方でセリは生きていると分かっていますが、それでも次が気になる展開。抜群のラストシーンに、圧倒される第8話でした。次回も楽しみです。