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【FF10のストーリー】ネタバレ感想その9 : ルッツから明かされるチャップの話が泣ける

はじめに

観る FinalFantasy X(エフエフテン) HD Remaster〜感動の物語〜

というタイトルの動画が上がっていたのでそれを初見で見た感想を書いていきます。

尚、記事の中でのルールとして青字は映像の中の話で心に残った箇所、赤字は私の感想として心に残った箇所とします。

前回は以下。ユウナはシーモアと再会し、道を通すために便宜をはかってもらいました。

ルッツとワッカ

シンの討伐に向けて皆はバタバタしていますが、以下で登場した討伐隊のルッツとガッタは口論中。

ガッタは前線で戦いたいのに司令部に回された模様で「なんで先輩だけですか、俺も前線で戦わせてくださいよ」と言いますが、ワッカはそれを遠目に「戦わずに済んで運がいいんじゃないか」とつぶやきます。

そんな中で、前線に行くルッツは「もう話す機会がないかもしれないから、謝っておきたいことがある」とワッカに話しかけ、「お前の弟を討伐隊に誘ったのは俺だ」とカミングアウト。ワッカはルッツを殴りつけ、「一緒にブリッツやっててよ、大会で1回でも勝ったらルーに結婚申し込むって楽しそうに話してたのによ。ある日突然討伐隊になる、だもんな」と声を絞りだします。それに対してルッツは「好きな女と一緒にいるより、そいつの近くにシンを近づけないよう闘う、そっちの方がかっこいいかもってあいつは言ってた」と弟チャップの思いを代弁します。ルールーとチャップの関係は気になっていましたがそういう間柄だったんですね...

ルッツは前線に向かおうとすると、ワッカは「死ぬんじゃねぇぞ」と言います。それに「殴り足りないか?」と茶化すルッツに、「全然足りねぇ」と手を上げて応えるワッカ。この一連のやり取りは泣けるなぁ...

シン登場

ユウナ達は司令部に行くと、エボン四老師の一人であるウェン=キノック老師が居ます。この男性が討伐隊の監督をしているとのこと。

キノックはアーロンと顔なじみのようで10年ぶりの再会に声をかけますが、アーロンは聞こえよがしに「あいつが老師になるとはな」と言う程度には仲が良くない模様。

キノック「シーモアから聞いたが本当に会えるとは思わなんだ」
キノックは討伐隊に「少しでも長く夢を見させてやるさ」と笑い、そもそもシンに勝つ気がない口ぶり。いかにも悪キャラだなぁ...

すると、いよいよシンが海面から出現。
海岸線からは砲撃をしたりアルベド族の兵器で攻撃をしかけますが、海獣のような見た目のシンが発する衝撃波を受けて人は消えていきます。

そんな様子を見たティーダは「お前なんなんだよ!」と叫び、海に飛び込んでシンを追いかけます。
 

シンが出てきた理由

シンに近づいたからか、またもや回想。フードをかぶった少年がでてくるとまたアングルが変わり、少年ティーダが「ジェクトは練習嫌いだからもうすぐ引退なんだってさ」と言うとジェクトがそれを怒鳴りながら否定する会話シーンがありました。このフード少年はなんなんだ...?
 
ティーダが目を覚ますと浜辺に打ち上げられていて、シンに対して『オヤジを感じたような気がした』とアーロンの言葉がウソではないことを察します。するとアーロンが「帰れなかったな」と話しかけてきて、「たくさんの物語が終わったが、お前の物語は続くようだ」と言います。アーロンは前も物語と言っていましたが人の人生を指しているのか?..

ここで、別の場面でアーロンはキノックに「教えに反した兵士達は死に、従順な僧兵だけが残った」と言うと、「昔と同じというわけにはいかんな」と返すキノックが映ります。

またアーロンとティーダに画面が戻り、アーロンは「奴はお前に会いに来た。」と言ってティーダを驚かせ、「自分の姿をお前に見せにきたのだろう。なぜだか分かるか?お前に殺されるためだ。シンでいる限り殺し続ける、それをお前に止めて欲しがっている」と続けます。しかし、ティーダはそれを信じませんでした。 

終わりに

シンがティーダに会うために出てきた、という構造はなるほど納得。ティーダがシンを倒す目的もよりはっきりして、物語が分かりやすくなりました。

今回は新キャラキノックなども出てきて今後シーモアと共にどういう相手になるのかは楽しみですが、一番の見所はルッツとワッカのやり取り。シンの襲撃を受け、ガッタが叫んでいるシーンがありましたがルッツは死んでしまったのか?...

とにもかくにも、あのチャップを巡るやり取りは泣けました。次回も楽しみです。