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【格闘技とドーピング】チャンピオンクラスでも薬を使っているのかなと思った件

はじめに

「ドネアがカシメロとの王座統一戦キャンセル」というニュースが入ってきて、中身を見ると

ボクシングWBC世界バンタム級王者ノニト・ドネア(38)が8月14日(日本時間15日)に米カリフォルニア州カーソンで予定されたWBO世界同級王者ジョンリール・カシメロ(31=ともにフィリピン)との2団体王座統一戦をキャンセルしたと29日(日本時間30日)、自ら公式SNSなどで報告した。カシメロの「VADA(ボランティア・アンチドーピング協会)への書類提出が5日間遅れたため、この戦いをキャンセルしました」などと理由を挙げた。

とのこと。

前回の井上選手の快勝で日本は盛り上がっていただけに残念な展開。

今回はこれを受けて「格闘技とドーピング」について調べてみました。

ドーピングとは?

ドーピングというのは格闘技に限らずスポーツの世界ではよく聞く話で、筋肉増強剤によって身体を大きくすることに利用されます。
どれくらい効果があるかというのも研究で明らかになっていて、成長ホルモンを注射で投与した場合に「自転車を全力疾走したときのタイムが4パーセントの向上」したという報告があります。格闘技のような殴り合いの世界では、体重をパスした後にこれを投与して当日身体を大きくするという戦法はやっぱり大きな武器というわけ。

もちろん過去の例でこの手の禁止薬物で揉めたこともあり、例えば2013年にとあるファイターが勝利を収めましたが試合後に勝った選手から基準値以上のテストステロンが検出されました。これが何を意味するのかというと、筋肉増強剤が使われていたことを指していたということ。

野球でも格闘技でも薬はある

アメリカで歴代1位の762本塁打を誇るバリー・ボンズは、現役選手時代に運動能力強化薬物のPEDを使用していた疑いがあるため未だにの米国野球殿堂入りをしていません。とある漫画にて「​ホームランが打ちたかったら薬物とコルクバットを使いマース」というギャグがありましたが、瞬発力は薬を入れると手に入るというのは悲しきかな真実なんでしょうね。

格闘技団体のUFCは薬物チェックが世界一厳しいと言われていて、選手に対する抜き打ちまでやっているんだとか。
視聴者からしたらそういう団体を応援することで、他の団体もそれに追随して卑怯な行為がなくなっていくんでしょうね。

終わりに

勝てば官軍ということで勝つためには手段を選ばないというのも分からなくはないですが、やっぱり未だに薬を利用して勝負を有利に進めようとする人がチャンプクラスになってもいるんだな~と悲しくなるニュースでした。