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【愛の不時着】14話の感想ネタバレ(前編):ミョンウンとダンの関係性が素敵すぎる

はじめに

『愛の不時着』(あいのふじちゃく、韓国語原題: 사랑의 불시착 , 英: Crash Landing on You)を見た感想をあらすじネタバレ有りで記載しました。尚、青字が話の中で印象に残った箇所で、赤字が印象に残った私の感想です。

前回は以下。セリが被弾して大ピンチ。

不時着

セリを撃ったチョルガンは逃走し、セリは救急搬送に。
運ばれるセリを見ながらジョンヒョクは『兄が居た。彼を失くしつらい日々を送った。そして心に決めた、誰も失わない人生を送ろうと。淡々とした人生を送ろうと、未来を夢見ぬ人生を黙々と送ろうと』と振り返りながらも『誰も愛さなかった、ある日僕の世界に不時着した君に会うまでは』とセリと会ったことで考え方が変わり『辛くても構わないから君がいる人生を送りたい。叶わぬ夢でもいいから未来を夢見てみたい。だから死なないでくれ、君に言いたいことがまだ残ってる。』と心でつぶやきました。ここでオープニング。

場面はジョンヒョクの父チュンリュルは北朝鮮組が帰ってこない報告を受け「軍事部に知られたら大変なことになります。おそらく軍事部長が問い詰めてくるでしょう、チョと関わっている者ですし警戒が必要です」と部下に心配されます。それに対してチュンリュルは「体育大会への参加に関してきっと再武装講習(韓国滞在に関しての追求)がある。対策を考えておけ。」と命じました。北朝鮮の人は大変だ...

そんな北朝鮮4人組とマンボクはセリが撃たれたことを心配しながら直前にもらった服のプレゼントを回想。
そこではマンボクが「私まで頂いてしまってすみません」と恐縮するもセリは「とんでもない。危険なのに来てくれたじゃないですか」と暖かい返答。それでもマンボクは「そんな、私が犯した罪を思えば・・・」と視線を落とすので、セリはウピルの心優しい性格の思い出話をしながら「美しい国になって欲しい。そうなれば、連絡ぐらいは取れるのに」と呟きました。なんだか泣けるなぁ...

ミョンウンの怒り

チョルガンはオ課長の手配した闇医者に助けてもらうも、オ課長に「韓国で死なれたりしたら私がすごく困るんです」と帰国を促されます。しかし、チョルガンはユンセリへの執着をまだ捨てていない模様。粘着質・・・。

ここで場面変わってジョンヒョクはセヒョン夫妻の策でクビを告げられるシーンやヨンエの夫(キム大佐)が「もう悪いことなんかに頭は使わない」と子供を抱きしめるシーンが入ります。ヨンエさん良かったね...

そんなキム大佐の放免にダンの母(ミョンウン)が噛んでいたようで、その感謝会が北朝鮮奥様集団&ミョンウンであります。そこで酔っ払ったウォルシクは「虎みたいにうるさくて怖い人だと思ってたけど、少々うるさいものの怖い人ではなかったです」と大暴走。それは笑顔で聞き流していたミョンウンですが「ジョンヒョクが浮気をした」というウォルシクのタレコミに「相手は誰なの!」と大激怒。

自宅に帰った酔っぱらいミョンウンは過去のダンとのやり取りを思い出しながら、ダンに対して「お母さんに気を使わず幸せになりなさい。自分の思うように生きて幸せになりなさい。あなたが母親の言うことを聞きすぎないか心配なの。私が死んだ後、あなたが不幸だったらどうしようって。私が間違っていたらどうしようって。」と言いながら寝落ち。そんなミョンウンにダンは何も言わずに上着をかけました。ミョンウンがいいお母さんすぎて泣ける...

生きていたセリ

セリは無事に目を覚ますと、セリの掠れる声で発した「みんな出てけ」を聞いて皆は退場。草。

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セリの言葉を耳を澄ませて聞くト・ヘジ

ジョンヒョクには電話が入り「ボディガードのくせに勝手に席を外すなんて。早く来て、会いたい」とセリからの電話。「すぐ行く」と走るジョンヒョクにBGMはFlower。
https://music.apple.com/jp/album/flower/1499077293?i=1499077295&uo=4&at=10l8JW&ct=hatenablog
二人はお互いの命がけの行動を減らず口で指摘しあい、最後は抱き合います。

ここに北朝鮮5人衆がセリが息を吹き返したことを祝いに駆け込んできて、皆はバツの悪そうな顔になります。ここで五人組がセリの状態を知っていた理由は、マンボクはセリの病室に盗聴器をしかけていたからでした。

セリは驚きながら「私が意識不明の間、盗聴してたんですか」と問うとマンボクはICレコーダーを手渡しながら「セリさんが聞くべき話を入ってました」と返しました。マンボク優秀・・。

終わりに

セリの生還が見どころとは思いつつ、自分が貶されても怒らないミョンウンがダンに対するジョンヒョクの浮気に怒り狂うシーンが一番印象に残りました。そして両家の縁談をダンが律儀に守ろうとしているのでは?と考え、「自分の思うがままに生きて幸せになって欲しい」と娘に伝える様は素敵な母親のそれでしかなく、改めてダンには幸せになって欲しい・・と思う展開でした。