はじめに
「オールザッツ漫才」は年末に放送される関西の生放送番組ですが、そこに霜降り明星が出た時のワンシーンが「霜降り明星せいや/覚醒仁鶴師匠」と切り抜かれて動画になっています。
このくだりは本ネタではなく、王者ボックスのような席にいりせいやさんと司会の小籔さんがやり取りする中で生まれたラリーですが、これがおもしろいのなんの。というわけでネタバレありで感想を書いてみました。
小籔 vs 仁鶴
せいやさんは「性格真逆の仁鶴師匠」という、優しそうな仁鶴さんがキツイことを言う・・というネタをぶっこみます。
せいや「まぁ~、あの~、小籔くん。誰が優勝しようが誰が負けようが、今年のオールザッツ、滑ってんなー」
粗品さんが横で「言うかぁ」とツッコみますが、小籔さんも「なんやそれ!嫌なこと言うな、仁鶴師匠。」とマイクでツッコみ。
ここでせいやさんが「別にどうでもええ」と続けるので、一瞬の静寂のあとに皆は爆笑。千原ジュニアさんも「なんちゅうこと言うんですか師匠!」と乗っかります。そして、小籔さんが「偉いさんやけど蹴りたなるなぁ」と締めようとすると、せいやさんは「小籔くん、悪いこと言わん、はよ辞め~~」とブッコミ。
というわけで締めるに閉めれなくなった小藪さんは「僕はどうやって辞めたら・・?」とふると「わしが社長に言うといたる、ネズミが一匹入り込んでたって」とバチバチの返し。小藪さんはさらに「僕、吉本におけるネズミやったんですか?」と振るも間髪入れずに「そうや、君ねずみ色のスーツ着てるんやない、ほんまのお笑いのドブネズミや」と爆笑返答。
そこからも掛け合いが続き、最後は小藪さんが「めちゃめちゃ残忍やん!」と言ってラリーは終わりました。
思ったこと
小藪さんは「辞め」と言われてからはせいやさんに全て委ねる形の質問をするも、それを生放送にもかかわらずキチッと打ち返すせいやさん。
確か以下の回でも粗品さんはこの時のせいやさんが神がかっていたと述懐していましたが
なるほど納得の面白さでした。
ちなみに、小藪さんも最後「残忍」にかけて、「めちゃめちゃ残忍やん!初期のラーメンマンくらい残忍やん!」っていうツッコミもさすがで、改めて二人で作り出した爆笑シーンだな~と思っています。
終わりに
おもしろかった。
もちろんある程度は事前に決めた返しをしているとは思いつつ、生放送でのあの応酬にはしびれるものがあり、気になった人はぜひ動画を探してみてください。