はじめに
先日とあるユーチューブを見ていると「バッドトリップすると勘ぐりに入って・・」と当たり前のように述べていました。
一方で「勘ぐる」という言葉が薬物関連でどのように使われるか分かっていなかったので意味について調べたメモを記載します。
大麻や覚醒剤のデメリット:勘繰り
一言でいうと勘繰りとは「被害妄想意識が高まること」を言います。要は「みんなが敵に見える」というやつ。統合失調症の症状にも同じようなものがありますね。
少し疑い深くなったり怖くなったり、他人の思惑について勘ぐったりしはじめます。幻聴が始まって小さな声で時々出てきたり、集中するのが難しくなったりします。(統合失調症の症状より抜粋)
大麻を利用するもバッドトリップという気持ち悪くなる状態になってしまうと、「吐き気」「動けなくなる」「勘繰り」になるんだとか。
そして勘繰りが高まる背景としては「違法性」があるから起きるという指摘があるようで、「海外のように違法性がない国であれば精神的にも周りを気にする必要がないので勘繰りは起きにくい・・」と経験者は語っています。
ちなみに大麻の常習は
- 喉の痛みや咳が出る
- 耐性がつくので効かなくなる
- 判断力が低下する
- ないと寝れなくなる
- 眠気
- マンチ(食欲増進)に落ち入る
- 記憶力の低下/物忘れが酷くなる
などなど。デメリット多すぎでは・・。
終わりに
一時期は大麻はタバコより害が少ない・・なんて言われますが上記のようなデメリットや「勘繰り」という症状一つとっても「大麻はタバコよりかなり危険でアルコールよりも危険」と感じます。
というわけで医療大麻はいいとは思いつつ、嗜好性の大麻はやっぱり日本には不要と思いました。