はじめに
『愛の不時着』(あいのふじちゃく、韓国語原題: 사랑의 불시착 , 英: Crash Landing on You)を見た感想をあらすじネタバレ有りで記載しました。尚、青字が話の中で印象に残った箇所で、赤字が印象に残った私の感想です。
前回は以下。
どうするスンジュン
ジョンヒョクはキム課長との面談にて、チョルガンが使っていたパソコンが復元できたとして「あなたの父親は息子は必ず戻ると言ってます。父親の心配はいりません、本当のことを話してくれませんか?」と問うもジョンヒョクはセリの容体を逆質問。そこで、現在ICUで治療が行われていることを告げられると、動揺した様子を見せます。
場面代わり、スンジュンとダンは空港にいて「行くよ」というスンジュンに無言で頷くダン。スンジュンは最後の挨拶をしようとしますが、ダンはそれを聞かずに去り、帰りの車にて一人涙を流します。切ないなぁ...
スンジュンが空港で出発しようとすると電話があり、「今すぐ来ないと代わりにこの女を連れていく。」と抵抗するダンの声と共に男性から告げられます。それに「見当違いも甚だしい。俺とは関係ない女だ。」とブラフを張りますが、相手は「1時間だけやる。今からメールで場所を知らせる。」と電話をブツギリ。スンジュンは飛行機の出発時刻を見て、天を仰ぎます。
それぞれの思い
スンジュンは極限の状況に視線を泳がせますが一転して諦めたように笑い、覚悟を決めた様子でタクシーに向かって歩きながら航空券を引き裂きます。かっこよすぎる...
ダンが捕らえられている倉庫のような場所にて、銃声がなるとそこには散弾銃を持ったスンジュン。
一人で大立ち回りをしながら黒いスーツを来たセジュンの一味を射殺していきますが、スンジュンも銃弾を受けると「ダンさん、心配しないで。南でクレー射撃をやってた。」と笑顔を見せ、最後の一人で相打ちになる形で敵方を全滅させました。スンジュン強すぎ...
そこにダンが叫びながら走り込んでくるので、スンジュンは『俺は間違ってた。俺が死んでも俺のために泣いてくれる人がいた。それが君だとは。悲しいけど嬉しい。』と心の中にてつぶやきます。するとそのBGMのまま危篤状態のセリに画面が移り、セリはパラグライダーに乗る日の夢を見ています。
そこでは飛んでしまうと北朝鮮側に言ってしまうことが分かっていても尚、『あなたと出会うために全ての出来事を最初からもう一度軽々経験する』方を選択すると噛み締めていると、同じくジョンヒョクは目をつむっているセリを見ながら『時間を巻き戻せるなら君と出会わない。君がボクを知らずに何事もなく穏やかに過ごせる方を選ぶよ』と考えていました。
ダンに運ばれる形でスンジュンはセリと同じく呼吸器をつけていますが、スンジュンはダンを見ながら『もし俺たちのどちらかが死に、一人が助かるべきなら、そう決まってたとするなら、死ぬのは俺で助かるのは君であるべきだ。』と心の声が入ってエンディング。どうなるの?・・・
エピローグ
NISのメンバー達は韓国中の監視カメラからジョンヒョクに不審な挙動がないかを追っていますが、ジョンヒョクはカメラの前で老若男女の人助けをしていました。
続けてセリといる様子が画面いっぱいに映されながら、解説員は「ご覧の通り、ユンセリといる時は9割以上の確率で上体を彼女に向けています。無意識に相手を真似するミラーリングも見られます。見知らぬ男性が近づくと視線や動線を追っています」と話すので、キム課長は呆れるジェスチャー。解説員は「心理専門家のオ教授はこれは典型的に、恋に落ちた男性の行動だと」と続けるので、キム課長が「分析が必要か?見れば分かるだろ」と遮り、二人が相合い傘で仲睦まじげに歩くシーンで終わりました。ほっこり。
終わりに
本編の最後にはセリの心音が止まったことを表す演出があり、さすがにセリは死なないだろうな~と思いつつ心配なのはスンジュン。
待ち人に放置されたという立ち位置のダンには、ぜひジョンヒョク以上にハッピーエンドとなって欲しいと感情移入してしまいます。
次回はいよいよ最終回。