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【愛の不時着】16話の感想ネタバレ(最終回):セリとジョンヒョクの純愛物語、最高でした

はじめに

『愛の不時着』(あいのふじちゃく、韓国語原題: 사랑의 불시착 , 英: Crash Landing on You)を見た感想をあらすじネタバレ有りで記載しました。尚、青字が話の中で印象に残った箇所で、赤字が印象に残った私の感想です。

前回は以下。

ラストメール

セリは誕生日の日、毎度おなじみジョンヒョクからのメールを受信。しかし、そこには予約投稿できる期間故に最後のメールと書いてあります。最後のメールと知って落ち込むセリでしたが、文面の中にて贈った花である”エーデルワイス”を指しながら

その花が咲く国で会おう
いつとは言えない、だけどお互いに努力すれば運命が僕たちを導いてくれるはず

とジョンヒョクからのメッセージがあり、にセリは嬉しそうな顔をしつつも「そんな漠然と・・」とつぶやきます。文通で終わらず実際に会おうとする展開は嬉しい!

場面は北朝鮮に代わり、久々のジョンヒョクの来訪に奥様集団はキャッキャしながらおもてなしをしています。
しかし、ジョンヒョクの「新しい中隊長のことも頼みます。僕は召喚除隊となり、国立交響楽団で演奏を。」という言葉にショックでクラクラするヨンエ。そしてその新中隊長はしたり顔のピョチス。それを見た奥様集団は一気にテンションを下げますが、ジョンヒョクの爽やかスマイル&「平壌の演奏会に招待する」という言葉に顔を明るくして和やかな食事タイムとなりました。皆が楽しそうにしているのを眺めて嬉しそうなジョンヒョクが素敵。

スイスで会えるのか

実家でセジュン夫婦にあったセリは、会社のイメージアップという言い方をしながら”クラシック音楽教育を支援する財団”を持ちかけます。最初はめんどくさがるセジュンですが、セリの口車に乗せられて「人を馬鹿にして。それくらいできるさ、朝飯前だ」と結果的にはノリノリで手伝うことに。なんだかんだでこの夫婦は終始明るくて良かったですね。

上記の財団の立ち上げもあり、セリはスイスで年に一度コンサートを開くことでジョンヒョクに秋波を送るも、一年後にスイスを訪ねてもジョンヒョクに会えませんでした。

それを母親に慰められながら「望みが薄いのに行き続けるの?」という質問に、「会いたいと願わないと生きていられないから」とセリ。それに母親は「応援しているわ」と返します。純愛だな~

再会!

セリはスイスにて『普通なら人生は一度だけど、私は二度生きることにした。一度目の人生では愛する人と出会って別れ、二度目の人生では再会を願って生きる。そうすることに決めた・・あたなも同じなら会いに来て』と心で願い、パラグライダーに乗ります。セリはそこで着地に失敗をしてパラシュートを被ってぼやいていると、聞き覚えのある声で「今回は正しい場所に落ちた。落ちたんじゃなくて降臨したんだっけ?」とジョンヒョク。奇跡の再会なのになんでジョンヒョク冷静なんや・・

セリとジョンヒョクは抱き合い、セリは「信じてた。リさんだったらきっと私を見つけてくれるって。でも、どうやってここに?」と質問をすると以下の回のセリフをもじりながら「列車を乗り間違えた。そしたら着いたんだ、僕の目的地に」とジョンヒョクは返します。ヒュ~~~!

そこから場面代わり、セリとジョンヒョクはスイスの別荘のような場所で肩を寄せ合っているシーンのままエンディング。彦星と織姫みたいな会い方だけど、ハッピーエンドで良かった!

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スイスの風景と共にハッピーエンド!

終わりに

ついに最終回を終え、皆が幸せそうなシーンがあり大満足でした。
ちなみに気になるダンですが、母親の心配をよそに未婚がトレンドであると仕事を楽しんでいる様子が描かれ、これはこれで一つの形だよな~なんて思ったり。

本作は一方的に振り回されるダンの涙にモヤモヤすることもありましたが、結果的には厳しい制約の中でも愛を育もうとするジョンヒョクとセリの純愛が印象に残るラストで、気持ちのいい終わり方に大満足。言われてみると、これしかない落とし所だったようにも思います。

とにもかくにも笑いあり涙ありの名作で、改めて見て良かったです。素敵な番組をありがとうございました。