はじめに
『愛の不時着』(あいのふじちゃく、韓国語原題: 사랑의 불시착 , 英: Crash Landing on You)を見た感想をあらすじネタバレ有りで記載しました。尚、青字が話の中で印象に残った箇所で、赤字が印象に残った私の感想です。
前回は以下。
新製品のプリント
ミョンウンは村を訪ね、「ダンの新居を引き払いに来たんです」と奥様集団に挨拶をします。すると、以下の回でタレコミをしたヨンエ達は視線を落とすも
ミョンウンは「そんな同情の目で見ないで。私はすっきりしましたから」と笑顔を見せ、ヨーロッパ土産として「セリズチョイス」の新製品として奥様集団4人の似顔絵がプリントされた製品を皆にプレゼント。
それでもミョンウンに気を遣う4人に「目の前にいれば骨を折ってやりたいけど、会えないのでは憎しみも湧きません」と語ると皆は口々にセリを褒め、ウォルシクは「お礼を言いたいのに」と涙ぐみながら空を眺めました。ミョンウンの優しさと奥様集団とセリの友情が泣けるなぁ...
破談
一方、ダンはスンジュンとの思い出の品を抱きしめながら涙を流していて、それを見たミョンウンは顔をしかめます。
そしてミョンウンはジョンヒョクの母(ユンヒ)に会いに行き、「どうやら娘はリ家とのご縁がないようです」と宣言。それに対し、ジョンヒョクが韓国に行っていたことやセリを愛していることがバレたのかと申し訳無さそうにするユンヒに「 ダンがジョンヒョクとは結婚しないと言うんです。10年が無駄になった悔しさはありますが」と続けるとユンヒは「無礼をお詫びします」と恐縮しきりに。ミョンウンはいいお母さんだなぁ...
そして破断になったダンはジョンヒョクを訪ね、ジョンヒョクがスイスにて使っていたカメラを修理して返します。
ダンはカメラの中の写真にて「スイスで私に無関心だった理由」が分かったといい、「全てはこの時から始まってたんですね」と意味深なセリフ。
ジョンヒョクは一人でそのカメラの写真を見ると、橋の上で飛び降りようとしていたセリを撮影していました。以下の回のエピローグのシーンですね。
ジョンヒョクは写真を見てにっこりしていますが、個人的にはダンが放置される回想が悲しい・・
セリの変化
ジョンヒョクが仕込んだセリへのメッセ-ジは続き、メールだけではなく郵送で植物を送ったりとセリの生活を色とりどりにする工夫を凝らします。そんなこともあって、ホンは「この前とは違う意味で変だ」とセリが楽しそうにしていることに違和感を覚えますが、セリはジョンヒョクの『日々の生活に散りばめられている小さな幸せを忘れないで』と言う言葉を意識します。
実際、会議中に携帯電話が鳴る社員がいれば、今までは神経質故に怒っていたセリも「ショパンね?どうぞ電話してきて。その間にに休憩を・・」と優しい笑顔でコメント。セリはジョンヒョクからのメールを受け取りながら、『私が悲しむと彼もそうなりそうで、私は精一杯笑って、感謝して、幸せになろうと努力した』と振り返りました。素敵な関係!
終わりに
セリとジョンヒョクの離れていても互いを思いやる様にはほっこり。つくづく素敵なカップルだな~と思います。
それでもやっぱり気になるのは、10年間待ち続けたダンが涙を流しているという点。
スイスに来た婚約者であるダンに興味を示さないジョンヒョクの回想シーンを見ると、なんとも複雑な気分になりました。もちろん、それを超えるほど大好きな女性に出会っただけなんでしょうけど。