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【愛の不時着】9話の感想ネタバレ(後編下):二度と会わない人に幸せでいてくれと思える人になりたい

はじめに

『愛の不時着』(あいのふじちゃく、韓国語原題: 사랑의 불시착 , 英: Crash Landing on You)を見た感想をあらすじネタバレ有りで記載しました。尚、青字が話の中で印象に残った箇所で、赤字が印象に残った私の感想です。

前回は以下。セリは国境沿いに移動しています。

セリとチス達

ジョンヒョクとセリは第5中隊の隊員たちと非武装地帯へと向かい、日が暮れるまで空き民家の前でセリと4人の隊員は座り込みます。

ウンドンは「セリさんとはもう会えませんね」と切り出し「でも帰ったらお母さんと会えるでしょ、それは羨ましいです」とウンドンは伝えると、セリは母親との関係もあって渋い顔をします。そしてセリは逆に「除隊したらすぐに(親と)会えるんでしょ?」と聞くもチスは「除隊まで9年7ヶ月あるんだぞ」とツッコミます。なっが...
セリは「みんなしっかり食べるのよ、元気に過ごしてね」と心配をし、もう会えないという呟きにも「もしかしたら突然統一するかも」と前を向きながら鼓舞します。

最後はチスとセリがいつもの言い合いをし、チスは「全く、なんで日が暮れないんだ。暗くならないとうるさい女が帰れない」と少し寂しそうな表情でこぼしました。

Photo of My Mind

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BGMも相まってほっこりする5人の後ろ姿...

セリと母親

セリの腹違いの母親(ハン・ジョンヨン)は過去、セリが会社を上場することに対して父親の会社を継ぐためのアピールと一方的にきめて「あなたが欲張らなければ私達の関係はよくなる」と言い放ち、セリは「欲ではなく自分の夢」と必死に言うも「夢まで見るのね?私の人生はあなたのせいで地獄なのに」と強烈に返していました。

そんなことを思い出しながら、ジョンヨンはセリが居ない部屋にセジュンの妻ト・ヘジン&セヒョンの妻コ・センアと訪ねると、セリが表彰された数多くのトロフィーの中にて自分の写真が飾られていることに気づきます。それは、過去にセリに「地獄なのに」と言い放った日、セリがこっそり母親を撮っていた写真。そんな写真を見ながらジョンヨンは意味深な顔をします。仲直りしてくれ~~

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セリを思い出すハン・ジョンヨン

脱出

夜になると、ジョンヒョクとセリは懐中電灯を持って山道を歩いていき、その会話の中でセリが”韓国で男と会う”と言うとジョンヒョクは過敏に反応。セリは「会わないで欲しい?」と問うと、「好きにしろ」と言いながらも「確か6ヶ月だった」と以下の回にて”振られたことにする"&"ショックを受けているフリをすべく彼女を作らない期間を設ける"よう言われたことをほじくり返します。

セリは「それはあなたへの要求よ」と言いつつ、「分かったわ。6ヶ月だけ別れを哀悼するわ。」と笑います。
するとジョンヒョクは「男に会ってもいいが、その代わり孤独にはなるな。景色のいい場所に行って消えようなんて思うな」と真剣な顔で言い、「僕がいるから」と続けます。それに口を尖らせながら「そばにいないくせに」とセリは言いますが、ジョンヒョクは「そばにいなくても君が寂しくないようにいつも思ってる。いつまでも幸せでいてくれ、それが僕の願いだ」と返しました。泣ける...

二人は軍事境界線まで行くとジョンヒョクは「ここからは一歩も超えられない」と伝え、セリはそれに頷きながら「リさんも私を完全には忘れないで。」と伝え、「じゃあね」と涙を流しながら線を超えて歩いていきます。

が、そんなセリをジョンヒョクは後ろから引き寄せ、「一歩くらいはいいだろう」と行ってキスをしました。ええから早く逃さんかい!

終わりに

つくづく、第九話は濃い回。まさかたった一話でセリ監禁から国境を超えるところまで進むとは思いませんでした。
そして、前回は空港にもいけませんでしたが、今回は国境を超えるところまで成功という展開。ここまで来たら何がどうなっても韓国に行ける気がしますがどうなんでしょう。

また、今回の見せ場はやっぱり最後の二人の掛け合い。最初は「ここで起こったことは全て忘れろ」と言っていたジョンヒョクが「忘れない」と言いながらセリの幸せを願うシーンになんとも言えぬ男気を感じ、ジーンときました。

次回も楽しみです。