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【全裸監督】2話の感想ネタバレ:主人公がグレーすぎて感情移入できない

はじめに

『全裸監督』(ぜんらかんとく)は山田孝之主演で2019年にネットフリックスで制作されたドラマですが、同作品を初見で見た際の感想をストーリーのネタバレありで記載してみました。

尚、前回は以下で主人公村西はアダルト産業に関わっていきます。

恵美の登場

ビニ本(成人向け書籍)を売ることに決めた村西&トシ。
村西は10日で1割のサラ金からお金を借りた上で札幌市内の書店を即金で購入。ついでに「私と一緒にエロで世の中を変えましょう」とそこの店長をそのまま雇いました。

村西は書店をビニ本専門店「北大神田書店」とし、北海道にグループ展開。その様子が北海道の地図にピンが突き刺さるアニメーションで表現されますが、おしゃれな演出で好印象。

場面代わり、東京にてビニ本に興味津津の女子高生(恵美)が登場。本人は性に興味津々なものの、厳格な母に抑圧されながら育てられています。お母さん怖い...。

池沢の接近

村西とトシは北海道の大手ビニ本制作会社ポセイドン企画の社長・池沢(演 石橋凌)に声をかけられます。
池沢は村西の本屋グループを高額で買取りたいと提案し、拡大を続けると「不幸な形で出会ってしまう」と懸念を伝えました。

しかし村西はそれを断り、逆に自分の手でぼかしの入っていない無修正のビニ本(=裏本)を作る動きを始めます。
そしてそのアクションとして川田という男と共に、得意先の印刷所を買取った上で独自の無修正ビニ本を印刷。この動きを聞いた池沢は「自由を履き違えたかな」とポツリ。池沢が今のところかっこいい大人...。

村西の行動に渋い表情を見せる池沢

追われる村西

元ヤクザに対しても「シャブよりエロが金になる時がきます」と裏本を販売していた村西&トシ&川田ですが、警察の検問を賄賂で切り抜けながらギリギリのビジネスを続けます。

そして北海道警察は村西を検挙しようと追いながらも、「村西の裏本は傑作だな」と署内では押収されたビニ本の回し読みをしているまったりな空気感。しかし、そこに警視庁の武井(演 リリー・フランキー)が現れ、「(村西の本が)東京にも出回っている」と署員たちに喝。捜査を本格化させます。

ある夜、村西たちは関係者を集めて店舗拡大を祝したバブリーなパーティを開いた後、母と子供が住む家に戻ってきます。なるほど、子供は奥さん側じゃなくて祖母が育てていたのか。

村西は当時買えなかった豪華なプレゼントを子供に渡して喜ばせていましたが、そこに警視庁の武井が登場。
大立ち回りをしながら走り逃げる村西に、武井が「逃がさねえからな」と伝えて2話が終了。主人公がめちゃくちゃすぎる...。

終わりに

村西が絶賛大暴走中。序盤のルールを守りながらのエロ本販売までは応援できましたが、後半からはむしろ大人な池沢や警察の武井側に感情移入してしまいました。

警察に追われている時点でゲームセットな気がしますが、捕まるまではセーフという感覚なんですかね。