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【ゼノブレイド2のストーリー】ネタバレ感想その15 : シンが主人公並みにかっこいい

はじめに

【観るゼノブレイド2】実況なしストーリー動画(全5回)

を初見で見たネタバレ感想を青字は映像の中の話で心に残った箇所、赤字は私の感想として心に残った箇所というルールで書いています。

前回は以下。今回から第6話『傷』です。

ゼーリッヒ

ジーク達はホムラと共にルクスリアに向かいますが、それを察知したルクスリアの王ゼーリッヒは「500年の時を経て動き始めるつもりか法王マルベーニ。安寧なる日々を守らなねばならん、たとえ午睡の夢であってもな」とつぶやきます。威厳のあるおじいちゃんだ。

無事に到着したジーク達一同。そこでメレフはスペルビア皇帝からの手紙をゼーリッヒに渡しますが、それをゼーリッヒは破り捨てた上でホムラは拘束されます。

そんな行為にジークは怒りますがゼーリッヒは「何かが起こってからでは遅いのだジークよ。世界を灼かせるわけにはいかぬ。天の聖杯には消えてもらおう」と語り、「我が目的は天の聖杯の消滅。そなた達の命まで取ろうとは思わん」とレックス達は別の場所に捕らえられました。

アデルの言葉

捕らえられていたレックス達ですが、メレフとハナの頭脳プレイでそこを脱出。そこにジークとサイカも合流して、ホムラの元に急ぎます。

場面代わり、磔のようにされたホムラにゼーリッヒは「世界のためだ、この場で消滅してくれ。それはそなたの望みでもあったはずだ。アデルと共に歴史から姿を消したあの日から・・」と砲撃を試みますが、レックス達が間一髪で駆けつけて軌道をそらすことに成功。

ここでゼーリッヒはルクスリアの歴史を語りながら「世界を二度と灼かせない」という思いを改めて明かしますが、ホムラはアデルの意思は以下であると映像を流します。

アデル「我が後胤たちよ。私はアデル・オルド。私は今日ここに天の聖杯を封印する。しかしそれは永劫のものではない。いつの日にか我々人が天の聖杯に相応しい存在となれた時のため、彼女を後世に託そうと思う。彼女は希望だ。人がより良き存在として生きることができた時、彼女はきっと応えてくれるだろう。その日がくることを信じて我が願いと共に・・」

人間側が悪いと言っていたシンと被りますね。

シンvsレックス

先程の砲撃でアルスであるゲンブが雲海に沈み始めます。
ここで神聖なる鎖を利用すればこの状態が改善できるとホムラは語り、殺されかけたのに国全体を救うのか?という問いには「それはそれ、これはこれってレックスなら言いますよね?だからです」と回答。無事に神聖なる鎖で本件を解決します。

しかし、そこにヨシツネ達が「こんな僻地に(神聖なる鎖が)隠されていたとはね」と登場し、シンやメツも合流。
シンが本来の姿になり「俺の力はすべての素粒子を操作する。故に己の肉体を光速度まで加速させることも容易い。俺の敵ではない」とヒカリの攻撃を無力化し、レックスに「終わりだ、少年」と止めを刺そうとします。物理学用語のオンパレード。

マスクを外したシンがイケメン
ところがそこでホムラは「剣を引いて。出なければ私は私を消滅させます。私が消えれば困るのはメツ、あなた」と自分を人質にレックスの解放を要求。シンは「意外だな。天の聖杯であるお前がそんなことを言い出すとは。楽園への扉、お前が開いてくれるというのか?」という問いに、ホムラは「それがあなたの望みならば」と返答。

ホムラは「ごめんなさい、レックス」とシンの元に向かい、そこで戦闘のダメージか気を失ってシンに抱えられます。
するとシンはホムラを見ながら「傷だらけだな。今頃気づいたのか、自分のブレイドがこれほど傷ついているのに。お前は自分しか見えていない。天の聖杯と同調した少年、どれほどかと期待すらしていたがお前は愚かだ。愚かで悲しいほど憐れだ」とレックスに言い残して退場。それにレックスは「ホムラー!」と叫んで暗転、第六話”傷”が終わりました。

終わりに

最後のホムラを抱えるシンはかっこかったですね。
一見ホムラを思っていそうなレックスがホムラの傷に気づけていないことを「自分しか見えていない」と断じて去るシーンは最高で、それを受けて「ホムラー!」と叫ぶレックスが逆にかっこ悪くも見えて少し滑稽でした。