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【呪術廻戦/2期】4話のネタバレ感想 : 魅力的なキャラが多すぎるなぁ

はじめに

「懐玉・玉折編」から始まる呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)2期を初見で見ながら、思ったことをネタバレありで書いています。
尚、青文字は話の中で印象に残ったセリフやシーン、赤文字は私の印象に残った感想です。

前回は以下で伏黒vs夏油で終わりました。

今回のタイトルは「懐玉-肆-」です。

夏油も敗北

伏黒甚爾に対して仮想怨霊である口裂け女の呪霊等を出す夏油ですが、伏黒甚爾はそれをいなした上で夏油を瀕死状態にします。
伏黒は夏油に対して「死なない程度に切った。呪霊操術となるとお前の死後、取り込んでた呪霊がどうなるか分からん。親に恵まれたな」とコメント。そして、「恵」というフレーズを自分で言いながら「あっ、恵ってそうだったそうだった。俺が名付けたんだった」と思い出します。以下の回の反応、本当に覚えてなかったんかい。

場面変わり、盤星教の幹部(園田茂)に天内理子の遺体を引き渡した孔と伏黒甚爾。園田茂は「金の受け渡しは手筈通り。色もつけよう」と喜びますが、孔は今回の同化阻止によって天元が暴走して人間社会が立ち行かなくなる可能性を示唆します。しかし園田は「星と共に堕ちるのであればやむなし」と回答するので、孔と伏黒は呆れながらニヤリと顔を見合わせます。この二人のコンビも好きだな〜。

ちなみに孔は伏黒からの飯の誘いを「お前と関わるのは仕事か地獄だけって決めてんだよ」と断っています。このセリフもまた良い。

覚醒五条

仕事を終えて穏やかな顔をする伏黒甚爾ですが、そこに「よう、久しぶり」と顔に血がついた五条が登場します。

マジか?という問いに「おおマジ」と返す五条

五条は土壇場で反転術式によるで傷の回復に成功しており、精神的にハイになりながら「死に際で掴んだ呪力の核心。お前の敗因は俺を首ちょんぱしなかったことと、頭をぶっ刺すのにあの呪具を使わなかったこと」と攻撃体制を取りながら語るので、伏黒は「敗因?勝負はこれからだろ?」「そうかもな」と掛け合います。

ここで五条は、五条家でも一部の人間しか知らない虚式「茈」で攻撃。この技を目の当たりにしながら甚爾は今回の仕事を”現代最強の術師を呪力を持たない自分が倒したいと思ってしまったこと”がきっかけであり、自分に『自分も他人も尊ぶな。そういう生き方を選んだんだろうが』と言い聞かせます。尚、この回想には亡くなった女性と赤ちゃんが映っているので愛する人の死がきっかけであるような示唆もあったり。このキャラも色々あったのか...。

攻撃を受けた伏黒甚爾は体が抉れてしまい、勝負あり。五条は「言い残すことはあるか?」と問うので「ねぇよ」と即答しますが、少し間を置いて「2、3年もしたら俺のガキが禅院家に売られる。好きにしろ」と言い残して絶命します。

最後はエンドクレジット後、夏油が駆けつけた場所には天内の遺体を抱える五条とそれを前にして笑顔で拍手をする盤星教信者。五条は「こいつら、殺すか?」と真顔で夏油に問い、夏油は俯きながら「意味がない」とそれを否定。五条は意味が必要かどうかを力なく問うと、夏油は視線を泳がせながら「術師にとっては大事なことだ」と応答して4話は終わります。五条と夏油は過去編ではつくづく真逆の立ち位置でおもしろい...。

終わりに

天内の死亡はそんな気がしていましたが、伏黒父もここで退場なんですかね?伏黒と孔のコンビが好きだったので、また出てきて欲しいな〜と思ってしまいます。

そして最後の五条と夏油の掛け合いは印象的で、ここから正義感が強かった夏油側が闇堕ちしていくんでしょうね。こういう背景があると分かった上で見ると、呪術廻戦0もまた違った見方になりそう。愛着の湧くキャラがいっぱいです。