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【呪術廻戦/アニメ版】14話の感想 : 狗巻の語尾はふざけてるだけかと思ってました

はじめに

呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)を初見で見ながら、思ったことをネタバレありで書いています。
尚、青文字は話の中で印象に残ったセリフやシーン、赤文字は私の印象に残った感想です。

第十四話のタイトルは「京都姉妹校交流会-団体戦⓪-」。

前回は以下。真人との激闘が終わって今回から第二クールに突入です。

真人たちの策

漏瑚達は秘境の温泉のようなところで寛いでいますが、真人はそこに飛び込んで合流。
真人は実際に宿儺と戦った経験を元に「夏油のプランを軸に進めていいと思う。宿儺にはそれだけの価値がある」と皆にフィードバックをすると、漏瑚は「結果わしらが全滅しても、指を全て集め宿儺に献上する、だな。いいだろう、100年後の荒野で笑うのはわしである必要はない。呪いが人として立っていればそれでいい。」と夏油のプランを噛み締めます。

夏油は「そのためには呪術高専が持っている指を回収しないと…」と言い、その理由として「上層部は虎杖悠仁の器としての強度を計りかねている。(所持している指を虎杖に)取り込ませるのは全ての指を揃えたあとさ。」と説明。最後に、「手は打ってある。そのために手持ちの指を高専に回収させたんだから」と自信ありそうに言うと風が吹いて煙で画面が真っ白に。ここで新オープニング。

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七海を信頼する五条

五条は七海に馬鹿話を振りますが、七海は呆れながらも「その調子で頼みますよ。今の虎杖くんにはそういう馬鹿さが必要ですから」と言います。五条は「(虎杖には)重めの任務をいくつかこなしてもらう」と思ってはいたものの『重めってそういう意味じゃなかったんだけどな』と責任を感じます。ここで五条は思い出したように、順平の家にあった宿儺の指の話を虎杖にしたかどうかを七海に聞こうとするも、七海はそれに被せ気味に「言ってません。彼の場合、不要な責任を感じるでしょう」と回答。五条は「お前に任せて良かったよ」と笑います。この辺りの信頼関係が良い…

ここで虎杖が登場し、「早くみんなのとこ行こうぜ」と目を輝かせながら五条に催促。が、五条は「やるでしょ、サプライズ。まぁ僕に任せてよ。」と一緒になってキャッキャします。 

京都高専組合流

東京高専組の1、2年生が集まっているところに京都高専組が合流。
過去に登場済の東堂と真依、三輪の他に、箒を持った幼女のような見た目の西宮桃、ロボットのような見た目の究極メカ丸、冷静そうな加茂憲紀の3人が新キャラとして登場します。加茂は伏黒を評価しているようで「彼は禅院家の血筋だが宗家よりよほど出来がいい」と言います。それに対して舌打ちをする真依に「内輪で喧嘩しない」と引率の庵歌姫という顔に大きな傷がある美人女性が登場。伏黒って真希達の親戚なんですね。

この大円団に、五条が遅れて登場。サプライズとして虎杖を登場させますが東京勢は引いて京都勢は無関心という結果に。唯一反応した京都校の楽巌寺学長に、五条は「良かった良かった。びっくりして死んじゃったらどうしようかと心配しましたよ」と煽り、楽巌寺は目を見開き『クソガキが』と威圧します。

釘崎は目を潤ませながら「おい、なんか言うことあんだろ」と虎杖を小突き、虎杖は「生きてることを黙っててすいませんでした」と謝ります。いいシーンやで...

東京京都姉妹校交流会

夜蛾学長は最初の団体戦として「二級呪霊を先に払った方が勝ち」とルールを説明しながら、楽巌寺への非礼に対してか五条に絞技をします。

虎杖への怒りが収まらない釘崎に対し、パンダは「許してやれって」と言えば狗巻は「シャケシャケ」と呼応。狗巻の言葉に不思議がる虎杖に、伏黒は「狗巻先輩は呪言師だ。言霊の増幅・強制の術式だからな。安全を考慮して語彙絞ってるんだよ」と説明。あっそういう理由なんだ!

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呪言を操る狗巻棘
団体競技ゆえに作戦を練る際、虎杖はパンダに「何ができるんだ?」と問うも体術が得意とだけ返事。そこに伏黒は「東京校京都校、全員が呪力無しで殴り合ったら虎杖が勝ちます」と進言。皆は感心をし、真希も『東堂と戦っている恵が言うんだ。信憑性はある』と評します。

京都校では、楽巌寺学長が「宿儺の器、虎杖悠仁は殺せ。事故として処理する。」と生徒に言います。が、東堂だけは話すを聞かず、それを諌める加茂には「謀略策略、勝手にやれ。次俺に指図してみろ。殺すぞ」と言い残して出ていきます。

そして、五条と美人引率の庵は二人で話をしており、五条は「高専に呪詛師、呪霊と通じている奴がいる。京都側の調査を歌姫に頼みたい」と切り出します。庵は「私が内通者だったらどうするの?」と聞くも、五条は「ないない。歌姫弱いし」と言うので庵はブチ切れます。五条は「こわ。ヒスはモテないよ」と言えば、庵は「私の方が!先輩なんだよ!」と叫びます。夫婦漫才みたいでおもしろい...

いざ戦いへ

伏黒は虎杖の異変を察してか、「なんかあったろ?」と聞きます。それに対して最初は否定するも、虎杖は「あった。けど大丈夫だ。むしろそのおかげで誰にも負けたくねぇんだわ」と言います。伏黒はそれを聞いて「ならいい。俺も割と負けたくない」と返せば、それを聞いていた釘崎は「何が割とよ。圧勝、コテンパンにしてやんのよ!真希さんのためにも!」と突っかかります。以下の回でのいざこざですね。

真希は釘崎の思いに「そう言うのやめろ」と嫌がりますが、狗巻は「明太子(レンタイカンと一瞬聞こえた)」、パンダは「そう、真希のためにもな!」と二年の先輩もやる気満々。

最後に虎杖が「そんじゃまぁ、勝つぞ!」と先頭に立ちますが、真希に後ろから「なに仕切ってんだよ」と蹴られてエンディング。

終わりに

東京高専組の2年生にスポットライトが当たるのがいやはや楽しみ。 
順平は結局出てきませんでしたが、このまま話からはリタイアなんですかね?

個人的に驚いたのは、伏黒が真希の親族という関係性(だから下の名前で呼んでいたのか)と狗巻が言葉を武器にしているからこその語尾という設定。特に狗巻に関しては、めちゃくちゃなキャラで感情移入できるかな~と思っていましたがそういう能力であれば受け入れられます。早く言ってよ...。

あとはパンダにどういうバックグラウンドがあるのか?こちらも楽しみです。