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【韓国の衝撃事件】テレグラムによるN番部屋事件は何をされたのか?

はじめに

突如話題になった「n部屋」という用語。

日本のSNSでも”N番部屋”/"N部屋"という用語を最近見かけ、気になって調べてみましたが要点は以下。

  • 韓国で発生した事件の名称
  • 多くの女性が被害にあった凄惨な事件

本記事ではもう少し詳細を扱いますが、少しグロい話もあるので苦手な方はご注意ください。

どんな事件?

一言でいうと、「とあるアプリのグループチャットにわいせつ動画を配布したことにより男性13人が逮捕された事件」です。

いわゆる日本のエロサイトのような、単なるエロ動画の不法な拡散?と思いきや、その動画は所謂アダルトビデオ(AV)メーカーの動画ではなく個人が撮影した性犯罪の撮影動画だったといのが一つ目の衝撃。そして、その性犯罪動画をわざわざ課金して閲覧したユーザの数が30万人弱いたとのこと。

閲覧が有料であるにもかかわらず、累計26万人の会員が閲覧していたのだ。有料会員がすべて男性だったと仮定すれば、全韓国人男性の100人に1人が性犯罪の画像・動画にお金を払った試算になる。
「博士」を始めとするメンバーが運営するチャットルームはいくつかに分かれており、それぞれ「1番目の部屋」「2番目の部屋」と番号がつけられていた。そのため事件名が「n番部屋」となっている。

この専用チャットルームが数字で区別されていたことから、日本でも「N番部屋」としてニュースに扱われていました。
全韓国人男性の100人に1人というのは確かに恐ろしい数字。

映像もやはりひどい...

何をされた映像が映っているの?というのは怖いもの見たさで知りたくなりますが、やはり性犯罪と括られていることからも分かる通りでひどい。

具体的には、弱みを握られた女性に対して無理やり虫を食べさせたり身体にナイフで文字を掘ったり、ひどいものでは性器の中に刃物を入れたりとやりたい放題。このような動画が有料で共有されていきました。

この韓国で起こった凶悪事件、なんとも救いがない話ですがこれらの動画に対してお金を払って視聴した人数の多さが韓国社会に衝撃を与えます。もちろん、こういう人は一部ではあるとは思いつつ、悲しくなる事件です。

ちなみに以下が韓国で報道されたニュース動画。字幕を付ければ大体意味は分かり

中で出てくる「テレグラム」というものがチャットとして利用されたアプリの名前となっています。

「博士ルーム」の中は、写真や動画の内容別にさらに3つのチャットルームに分けられていた。「お試しチャットルーム」は無料だが、そこで好奇心をくすぐった後、各ルームに誘引。写真や動画の内容により、入場料は、20万ウォン(約2万円)から150万ウォン(約15万円)」と引き上げられていく仕組みだった。

マルチ商法の側面もあった

そして、この仕組みが恐ろしいのはマルチのように被害者に次の被害者を連れて来させる点にもあります。正常な判断ができていない被害者女性をだしにする、なんとも言い難い事件…

韓国では加入者の情報開示を求める動きもあり、韓国はパニック状態。個人的にも、何か救われない事件なのでこれを機に女性に対する性的搾取について個人が考えることが世界を前に進めることなんだろうな、と思う今日この頃。

終わりに

いやー、なんともえげつい事件でした。被害者女性が自分が助かるために別の女性を連れてくるということころも、被害者の心を抉る構図に憤りを感じます。

また、日本でもアダルト動画を無料の違法転載サイトで見ている方は多いと思うので、そういう意味ではできるだけ出演者や周りにお金が入る形で視聴した方がいいんだろな~と思ったり。

いやはや、なんとも悲しいニュース紹介でした。