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【アニメ版鬼滅の刃】13話の感想:私はここでハマった...ハマれてない人はエピソード13まで見て欲しい

はじめに

鬼滅の刃をAmazonプライムで見ながら、素朴に思ったことをメモしたり落書きを投稿するコーナーです。今回は"命より大事なもの"がタイトル。
先に言いますが、この回を見て鬼滅の刃はおもしろいぞ?と確信しました。

前回は以下。

タンジロウVS鼓の鬼

俺はやれる!俺は成し遂げる男だ!と自分を鼓舞しながら敵と戦い、苦戦しながらも『気合だけじゃない』『今のはギリギリだった』..と頭の中で解説しながら、鬼の名前(響凱/きょうがい)を聞き出し、「俺は折れない諦めない」と敵に叫びました。ここまでほぼ心の声で草。

ここで鬼の回想シーン。鬼は人間だった時に売れない物書きだった模様で上司のような人に「諦めなよ」と言われます。
そして厳しい指摘は続き「つまらない」「君の書き物はゴミのよう」「紙と万年筆の無駄遣い」「趣味の鼓でも叩いてたらいい」とぼろくそに言われ、ここで人間だった顔つきは鬼となり、上司男を引っ掻いて殺します。ん?怒られてる時は鬼だったの?よくわからん。

回想が終わり、鬼は太鼓を連打しますがタンジロウは「すごい技だ」と評価をし、鬼が人間だった時に書いていたであろう原稿が散らばる部屋にてタンジロウは原稿を踏まずに戦う。ここがさっきの回想シーンでは原稿を踏みつけていたおじさんと対照的に描かれています。

タンジロウは戦いの中で「呼吸のコツを掴んだ!」といきなり覚醒をし、ワンピースでいうところの見聞色の覇気のようなものを発動して相手の攻撃を読みます。そしてそのまま、鬼の名前を呼び「君の血鬼術はすごかった」と讃えながら切ると鬼の首が飛びます。

褒められた鬼は表情を変え、「小僧答えろ。小生の血気術はすごいか?」と再確認。タンジロウは「すごいが人を殺したことは許さない」回答。褒められた嬉しさからか、鬼は涙を流しながら消えていきます。切ないなぁ…

外ではゼンイツが...

タンジロウは外に出ると、イノシシ男(伊之助)に襲われているゼンイツを目撃します。
しかもその理由はゼンイツがネズコの箱を守っているから。ゼンイツはたんこぶを出しながらも、「これはタンジロウにとって命より大切なものと聞いているから」と守ります。ええやつやんけ... 

ちなみに伊之助は最終選抜の五人目の合格者とのこと。
そんな伊之助は箱から鬼の匂いを感じ取り、鬼狩りとしての役目を全うしようと切りに行くもゼンイツが邪魔をするという構図。

ゼンイツは箱を守りますが、イノシシは箱の中は鬼であることを訴えます。しかし、ゼンイツはそれに「そんなことは最初から分かってる!」と叫びました。
というのも、音に敏感なゼンイツは『でもタンジロウからは泣きたくなるような優しい音がする。鬼殺隊でありながら鬼を連れているタンジロウ。そこには必ず事情があるはずだ。そしてそれは俺が納得できる理由だと信じている。』と考えていて、伊之助に「俺が直接タンジロウに話を聞く、だからお前は引っ込んでろ!」と啖呵を切ります。かっこいいよ...

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善逸「俺が直接炭治郎に話を聞く」
伊之助はゼンイツは揉み合いをする中でゼンイツは血まみれになりますがそれでも守り抜き、外に出てきたタンジロウに「俺守ったよ、お前がこれ命より大事なものだって言ってたから...」と伝えます。ここで号泣。

そして、ゼンイツもろとも箱を突こうとする伊之助にタンジロウは「やめろ!」と走りかかってエンディング。

まとめ

伊之助は伊之助で鬼殺隊としての筋は通っているものの前回までは基本はなよなよで寝ている時だけ強かったゼンイツが起きているのにかっこいい。いいとこあるじゃん、と目頭が熱くなる回でした。

鬼滅の刃を評する声に「鬼の過去が泣けるんだよね~」とよく言われます。
が、少なくとも13話までは鬼の過去よりもタンジロウとゼンイツの友情に泣けました。主人公以外の魅力的なキャラが鬼滅の刃の魅力だと思います。ここまで見てきて良かった...

次回も楽しみです。