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【アニメ版鬼滅の刃】16話の感想:炭治郎の穏やかな征伐が泣ける

はじめに

鬼滅の刃をネット動画視聴サービスで見ながら、素朴に思ったことをメモしたり落書きを投稿するコーナーです。
今回は「自分ではない誰かを前へ」がタイトル。ポエム的です。

前回は以下。巨乳美形鬼が登場しました。

敵鬼を発見

伊之助の技で敵の居場所を探知。炭治郎はそれを「すごいぞ」と評価し、伊之助は毎度の如くほわほわする感情を持ちます。
そして、操られた仲間からの襲撃はモブキャラのような見た目の村田さんが「ここは俺に任せて先に行け。俺も鬼殺隊の剣士だ」と頼もしい発言をしながら援護。村田さんは伊之助に対して「クソイノシシ」と呼んだだめ、伊之助は「戻ってきたら絶対殴るからな」と叫び、優等生のタンジロウは「そう言うこと言うのやめろ!」と制します。いいコンビ。

場面代わり、遠隔から楽しそうに糸で人間を操っていた美人鬼。
しかし少年鬼が「母さん、勝てるよね?」とボソッと呟くと美人鬼は怯えます。
そして少年鬼は「早くしないと父さんに言いつけるから」と言うと、さらに焦る美人鬼。

美人鬼はスイッチが入ったのか急に性格が激変し、「さっさと死ね!じゃないと私がひどい目に合う!」と攻撃を続けます。...なにやらDVを受けてる母親のようで辛い...

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キレイな母蜘蛛

炭治郎&伊之助は敵に迫る

さっきよりも美人鬼に近いからか、より強力にコントロールされている鬼殺隊メンバーが登場。
操られながら苦しむメンバーは「トドメをさしてくれ」とタンジロウ達に頼みますが、それに困惑する炭治郎と違って「よし分かった!」と走り出す伊之助。

炭治郎は慌てながら「何か助ける方法を考えるから待ってくれ」と叫び、糸からの制御を無くすためにメンバーを木に絡ませることで動きを止める作戦に。ちなみにそのためにはメンバーを高く放り投げる必要がありますが、伊之助がアピール目当てでそれを行うも炭治郎がそれを見ていないのは笑えました。

さらに強い人形

美人鬼は炭治郎達の作戦を見て、「あの人形を出すしかないわね」とさらに強い首無しキャラを糸でコントロールして出してきます。そして「役立たず」といい、先ほどの鬼殺隊のメンバーの首をぐるりと回して全員がボキッとやられる。...あらら
それを見たタンジロウからは怒りに震え、赤いオーラが出ますがこのシーンを見るとハンターハンターの以下シーンが思い出されます。

カイト「敵のことを考え出したら精神的に乗り切れんぞ」
ゴン「平気だよ。仲間をゴミって言うような奴らに同情なんかしない!」
カイト心の声「それが危険なんだ。仲間想いの奴がいたらどうするんだ…」

炭治郎は伊之助とのコンビネーションを意識して戦いますが、伊之助は「こいつは戦いの全体の流れを見ている」と炭治郎を評価。そしてそこに「お前にできることは俺にもできる」とさっきのセリフをかぶせ、それまで個人プレーだった伊之助は炭治郎を上空に投げ飛ばすことで美人鬼を発見させます。

タンジロウVS美人鬼

炭治郎はそのまま美人鬼に向けて一直線に切りかかりますが、満月をバッグにした炭治郎を見た美人鬼は『殺される、首を切られる』と慌てますが数秒後に『でも、死ねば解放される。楽になれる』と戦意を喪失したような物悲しい眼差しになり、目をつむります。

これを察知してか、炭治郎は直前に刀の向きを変え(五の型)て鬼の首をはねます。

その攻撃を受け『これは優しい雨に打たれているような感覚。少しも痛くない...こんなにも穏やかな死が来るなんて、これで解放される』と美人鬼は少女のような顔に変わって穏やかな表情。

その鬼の回想シーンにて父親鬼に暴力をふるわれ「何に怒ったの?やめてやめて」と泣き叫ぶシーンが入り、首だけになった美人鬼は炭治郎が優しい目線を向けられます。すると鬼は『人間だった頃、誰かに優しい眼差しを向けられた気がする。いつも私を大切にしてくれた人。あの人は今どうしているのかしら...』と涙を流します。

そして鬼は消えゆく中で、「12鬼月がいるわ、気をつけて」と炭治郎に助言して消えていきます。なんか切ないなぁ..

まとめ

最初はただの巨乳美人キャラかと思いましたが、なにやら色々と苦労があった鬼の模様。
おそらく暴力をふるっていた父親鬼が12鬼月と思われますが、胸糞の悪い暴力マンだったのでぜひ柱と呼ばれる強キャラにぼこぼこにして欲しいものです。