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【劇場版/鬼滅の刃】無限列車編の感想 (前編) : 家族ネタはやっぱりグッとくる

はじめに

鬼滅の刃ですが、原作を全く知らない状態でアニメ版を視聴しているとすっかり虜に。
勢いそのままに劇場版を映画館で見てきたので、ネタバレありの感想を書いてみました。

ちなみに1話から26話までを初見で見ながら、思ったことを感想付きで記事にもしています。

以下、劇場版無限列車編のネタバレありなので閲覧はご注意ください。

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以下はネタバレ注意

お墓参りとお弁当

冒頭、ANIPLEX/集英社/ufortableの三社の提供であることが画面に映り、これはアニメ版と同じタッグ。
メタ的な話ですが、Ufortableはアニメ制作会社で「原作を尊重し、ファンだけではなく作者側も観たいと思える作品を制作するというスタジオの方針」というファンからすると有り難い方針を持つ会社。


そして本編ですが、アニメの以下で登場したお館様が亡くなった剣士の名前を一人一人呼びながら墓場を歩くシーンから始まります。

お館様は「亡くなった剣士の無念は自分の代ではらしたい..」と熱いつぶやきをするも、本人の身体が弱ってきているのか「いつまでにここに足を運べるか...」と弱音を吐きます。このキャラはアニメ勢からすると未だ謎なので気になりますね。

一方、場面変わって炭治郎達が乗り込んだ列車には炎柱の煉獄さんも搭乗しており、目をパチクリさせながらお弁当をパクパク。
うまい!うまい!と隣の車両に聞こえるほどの大きな声で大量の弁当を平らげている様に笑いました

ここで炭治郎は前回シノブさんに教えてもらった通り、”火の呼吸”について煉獄さんに聞いてみるも何も知らない、との返答。
ただ自分は炎の呼吸は使えるので「俺の継子」になればいい!と面倒見のいいキャラが分かるコメントをします。

ちなみにそのやり取りの中で黒刀使いの剣士が柱になったことはないという話も煉獄さんからはありましたが、ここはアニメでも刀受領時にそんな話がありましたね。この黒刀が物語でどう効いてくるのかも謎...

煉獄さん過去&炭治郎の夢

早速無限列車の中には鬼が出ますが、ここの描写は鬼の術で眠っている誰かの夢なのか現実の出来事なのかが分かりませんが、煉獄さんの攻撃にて鬼が倒れる時のアニメーションには画面から振動が伝わってくるような迫力があり、このシーンだけでも映画館に来た価値があるよな~と鳥肌ものでした。

そして、それを見た炭治郎&伊之助&善逸は「すげーやアニキ!」と煉獄さんを慕い、そんな三人に煉獄さんは「みんなまとめて面倒見てやる!」とキャッキャする楽しい映像。このあたりは三人が動物チックなイラストになっていたので今思うと夢だったのかな?とも思ったり。

そして次のシーンでは煉獄さんの過去の回想になり、炎柱になったことを父親に報告するも「くだらん」と興味を示してもらえず、父親は煉獄さんの顔すら見ようともしない悲しい場面が描写されます。

それを知らず、部屋から出た煉獄さんに弟がかけよってきて「父上は喜んでいた?」と目をキラキラさせて聞くも煉獄さんは「正直に言う。喜んではくれなかった。」と伝えながらも「お前には俺がいる」と弟に対して抱擁をするシーンに涙腺が崩壊しました。ここで分かる、煉獄さんいいやつ...

ちなみに父親も元柱ということで後々こうなってしまった理由は明かされるんでしょうか?また、母親は既に病死しているようです。

一方その頃、炭治郎も敵の鬼の血鬼術にて爆睡状態。
炭治郎は家族がみんな生きている夢を見ており、禰豆子も普通に人間の状態。そんな光景に炭治郎は違和感を感じながらも受け入れていましたが、ついにこれが夢の中であることに気づきます。

そんな炭治郎は現実世界に早く戻らないと!と焦りますが、夢の中では兄弟が「お兄ちゃん!」とすがってきます。
この状況に対して炭治郎は「ここにいたいな...」と弱音を吐くと、BGMには竈門炭治郎のうた。泣かせにきていることは分かっていても号泣。

竈門炭治郎のうた 鬼滅の刃 挿入歌(リアル・インスト・ヴァージョン)

竈門炭治郎のうた 鬼滅の刃 挿入歌(リアル・インスト・ヴァージョン)

  • Crimson Craftsman
  • インストゥルメンタル
  • ¥153
  • provided courtesy of iTunes

タンジロウの家族ネタはあかん...

終わりに

現実世界ではハキハキしていた煉獄さんですが、なんとも悲しいバックグラウンドがあってより親近感を感じました。
そして一番の泣きポイントは夢の中で夢とわかっていてもそこに居たいとつぶやく炭治郎。

現実は辛く、夢に逃げたくなる経験は誰しもあるからこそあそこは劇場ではすすり泣く音が止まりませんでした。
後編に続きます。