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【2020年M1】アナザーストーリーの感想 : インディアンスが去年の置き土産を回収してたとは

2020年のM-1の裏側

最終決戦も荒れに荒れたM1グランプリはマジカルラブリーの優勝。
そしてテレビで放映された「アナザーストーリー」では錦鯉やマジカルラブリーが特集され、以下のようにマジカルラブリーにてグッときました。

それとは別にYoutubeにて「アナザーアナザーストーリー」として

M-1アナザーアナザーストーリー①「インディアンス」

という動画が上がっていたので気になってみてみました。インディアンスは敗者復活で出てきた人、というだけの印象でした。

払拭したかった記憶

2019年初めて決勝進出したインディアンス、ネタ後に「キム、まじすまん」と言うのはボケの田渕さん。それに対してキムさんは「いや、しゃーない」と返します。そして田渕さんは「やってもうた...」と。
なんと、田渕さんがネタを飛ばしてしまったようです...えぇ...知らんかったぞ...

それでもキムさんはカメラの前では「しょうがない」と言って責めませんでした。

でも打ち上げ後のキムさんはマイクを向けられると涙目になりながら「何百回人の前で試して何千回と練習してきたネタが、たぶっちゃん(田渕さん)はほんまに悪くないですけど、飛んでしまうという事態が起きるんですね」と驚き、そして涙をぬぐいながら「(田渕さんにここに連れてきてもらったようなものなので)責めれないですよ」と言います。うわー...泣ける。 この映像を田渕さんが初めて見るのなら同じく泣いているのでは...

そしてキムさんは、「(来年のM1に向けて)さっそく明日から新ネタ作ります」といって締めます。

敗者復活で見事復活

3組の中から無事に選出!

急いで現場に駆け付けてマイクの高さの調整をしながら、キムさんが「水無いですかね?」と食い気味に聞くのがリアル...
そして、舞台が競りあがってくる中で手癖で髪の毛を直す田渕さん。

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トップバッターとして会場を盛り上げるインディアンス
ネタを無事にやり切り、トップバッターとして高得点をたたき出します。

ネタ後のインタビューで「去年の決勝のことが毎日頭に浮かんできていたが、手番が終わるとその呪縛がふわーっと無くなった」と田渕さんは清々しい表情で語ります。置き土産が回収できたようでよかった...!

終わりに

昨年の決勝戦で9位に終わったことは知っていましたが、インディアンスに払拭したい苦い記憶があったとは...まったく知りませんでした。順位だけではないドラマがそこにはあったんですね。

この「呪縛にとらわれた男たちのリベンジの物語」を考えると、敗者復活はインディアンスこそふさわしかったと思ってしまいます。いやー、グッときました。