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【Win3/山本圭壱】WinWinWiiinの前半感想 : けいちょんチャンネルに対するあっちゃんの分析力がすさまじい

はじめに

ゲストは極楽とんぼの山本さんの回のウィンウィンウィーン(winwinwin)の動画を見ながら思ったことをネタバレありで書いていきます。山本さんの印象ですが、めちゃイケは見ていなかったので「長らく謹慎していた芸人さん」というイメージ。確かおはスタにも昔出てましたよね。

【宮迫×中田】山本圭壱(前編)〜地獄から帰ってきた伝説の芸人〜【Win Win Wiiin】

オープニングトークと登場

前回の西野さん回でYoutube急上昇ランキングをジャックしたことを引き合いに、スポンサーの手は上がるが出演側で出てくれる人がいないとネタにします。そして、その流れで今回の回は「歴史的なアーカイブになる」と中田さんは言います。

扉が空くと山本圭一さんが登場、「まずいよ~、ホントまずいって。私ではマズいですよ。」と言いながら降りてきます。カメラの前では2006年ぶりの対面という宮迫さんと、ほぼ初めましてという中田さん。

いきなり山本さんと宮迫さんは土下座してでんぐり返しをするくだりをやり、中田さんは「ネタ合わせしただろ!ずるいぞベテラン二人でネタ合わせして!」と突っ込みます。このやり取りはそこまでウケていないのが逆に笑えますが、「今日はおもしろくなるぞ!」と中田さんは強引に盛り上げます。

伸び悩むけいちょんチャンネル

中田さんのプレゼンタイムでは、山本さんのYoutubeがバズっていることを上げ、それは「地獄期→再挑戦→大復活」という3フェーズであったと言います。

地獄期として、吉本復帰後の2017年に開設したYoutubeチャンネルはシリーズものとして「109話」まで更新するも盛り上がらずひっそり更新が終了。その敗因として中田さんは「サムネは無加工、編集はテロップのみ、内容が普通の休日」と述べ、これでは「おじさんのホームビデオである」と指摘。おっしゃる通りで笑えます。

再挑戦として2019年に松本ディレクターというめちゃイケ時代のADとタッグを組んで再度動画を上げます。それによって一気に動画が見やすくなりますが、内容は普通の休日のままなので「Youtuberっぽいおじさん」と指摘。

この流れで山本さんが「けいちょんチャンネル」のオープニングで取っているポーズが「パーフェクトヒューマンですよね?」と中田さんから聞かれると「そうです」と真顔で答える。爆笑。

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山本圭壱「そうです」

ついに神回→パターンを見つける

とある日、とんねるずの番組の総合演出を務めていたマッコイ斎藤さんと山本さんの飲みの場が、マッコイさんの機転で撮影され、その動画がバズります。マッコイさんは山本さんを「再生回数に憑りつかれた下品なクズ」と言ってボロカスに切り捨てるもそれに怒る山本さんの様子が、「可哀想に見えないことがおもしろい」と中田さんは力説。そして、これはもともと「極楽とんぼは喧嘩芸」であった流れからくるおもしろさと指摘し、本来はこれが強みだったのに事件のせいで演者と距離感ができて対等に喧嘩できていなかったと分析。山本さんは同意します。

山本さんは味を占めてマッコイ斎藤さんとの動画ばかり出していたようですが、それに対しても「俺がでた動画しか回ってねぇじゃねえか」とマッコイさんに突っ込まれます。マッコイさんが恩人だったんですね。

ここで「突撃して怒られて喧嘩」というパターンができ、宮迫さんから「迷惑系Youtuberやん」とツッコミが入りますが、「当時のめちゃイケメンバー」に突撃し始めている今が激熱展開だと中田さんは締めます。

終わりに

山本さんが開始早々、宮迫さんの「まだ早いって!」という制止を無視してでんぐり返しのくだりをした時は「今回おもしろいのかな?」と思っていましたが、さすがは中田さんの分析。成功した過程を鋭く切り取ったプレゼンが面白かった。

後編は吉本の闇に切り込みます。