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【呪術廻戦/アニメ版】18話の感想 : 物静かそうな花御が饒舌に喋ってびっくり

はじめに

呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)を初見で見ながら、思ったことをネタバレありで書いています。
尚、青文字は話の中で印象に残ったセリフやシーン、赤文字は私の印象に残った感想です。

第十八話のタイトルは「賢者」。前回は以下で禪院姉妹の過去が描かれました。

伏黒VS加茂

加茂がはなった矢じりは伏黒を追ってビュンビュン曲がる様を見て、伏黒は『物理法則無視の軌道は加茂さんの術式か。赤血操術。自身の血とそれが付着したものを操る。血筋大好きの御三家らしい術式だな。』と分析します。加茂は加茂で、伏黒が操る式神を見て『十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ)。禪院家相伝の術式の一つ。影を媒介とした十種の式神術。真希や麻依にこれが残っていたらね。』と評価。

加茂の攻撃をいなす伏黒に、加茂は「よく反応したね。気を抜くなよ。」と言いながら目を見開くと、赤鱗躍動という技を代償なのか目からは血がほとばしって目の周りに放射状に線を引きます。

それを見た伏黒は血中成分を操っていると読み、「ドーピングか。」と言えば、加茂は「よく気づいた。だが俗な言い方は止めて欲しいね」と構えてオープニング。加茂さんかっこいい!

新キャラ:組屋鞣造

真希に刀を取られた三輪は「か~たな。と~られちゃった~よ~。」と気の抜けた歌を歌い、『刀のない私は戦力にならない』と諦めながら「タピオカって言うほど美味しいか?」と呟きながらボケーッとします。そこにメカ丸から電話があり、「はい、役立たず三輪です」と電話を受けますが、電話口には狗巻がおり「ネムレ」と言われて三輪は眠ります。このシーンの三輪の自由な感じに笑い、狗巻の攻撃シーンに痺れました。

ここで楽巌寺学長は虎杖を殺すために調教済の準一級呪霊を放っていることを加茂に伝えるシーンが入ります。そしてその呪霊が狗巻と遭遇しますが、その瞬間首がポーンと飛び、その後ろからは白い呪霊の花御が登場。

別の場所にいる真人は「さて、俺らも仕事を始めよう」と言えば、新キャラの男性(組屋鞣造)が「ハンガーラックを作ろう。五条悟は190cmあるんだろ?いいハンガーラックが作れる」と言います。五条でかっ!

緊急事態発生

加茂は伏黒に「私は虎杖悠仁を殺すつもりだ。加茂家の人間として正しい判断だと思っている。」と告げ、心の中で『私は加茂家嫡男として振る舞わねばならない。母様のために。』と呟きます。それに対し、伏黒は「俺は自分が正しいとか間違っているとかどうでもいいんです。ただ俺は自分の良心を信じている。自分の良心に従って人を助ける、それを否定されたら後は呪い合うしかないですよね?」と戦闘態勢。 

伏黒は満象と呼ばれる象の式神を出して攻撃しますが、加茂は『私がいると憲紀の邪魔になるから』と母親に言われたシーンを思い出しながら『私は、負けるわけにはいかないのだ!』と力を振り絞って対抗。二人が見合っていると、花御に追われる狗巻と遭遇、狗巻は「ニゲロ」と二人に伝えます。

団体戦をモニターしていた部屋にて、全呪霊が一瞬で消滅したアラートが上がり、夜蛾は非常事態を認識。
夜蛾は「俺は天元様のところに、悟は楽巌寺学長と学生の保護を、冥はここでエリア内に学生の位置の特定。」と指示を出せば、冥は「委細承知。賞与期待してますよ」、五条は「ほらおじいちゃん、散歩の時間ですよ、昼ごはんはさっき食べたでしょ」とふざけて楽巌寺に話しかけます。笑える。

真人チームVS高専チーム

先程のハンガーラック男(組屋)が帳を張り、学生の保護に向かった五条&庵&楽巌寺の前には黒い壁があります。
ここで、五条だけは帳に弾かれしまい、「この帳、五条悟の侵入を拒むかわりにその他すべての物が出入り可能な結界だ」と分析。五条は「一人でも死んだら僕らの負けだ」と二人に先に入ってもらうように言います。

帳の中には組屋が待っており、「おいおいおい。五条悟いねぇじゃん。」と言います。楽巌寺は「歌姫、先にいけ」と自分が残りますが、組屋は「じじいのスカスカの骨としわしわの皮じゃなんも作れねぇよ」と言って庵と戦いたがると、楽巌寺はエレキギターを出しながら「スカスカかどうかはわしを殺して確かめろ」と戦闘態勢。組屋は「牛乳飲んで出直してこい、老いぼれ。」と返します。エレキギター似合わなすぎでしょ。

伏黒は花御と距離を取りながら五条に電話をかけようとしますが、花御は一瞬で間合いを詰めてスマホを破壊。狗巻は言霊で花御の動きを止めて伏黒と加茂で攻撃をしかけるも花御にはダメージが入らず。

すると花御はテレパシーのようなもので3人に「止めなさい 愚かな 子よ 私はただ この星を守りたいだけだ 森も海も空ももう我慢ならぬと泣いています これ以上人間との共存は不可能です 彼らはただ時間を欲している 時間さえあれば星はまた青く輝く 人間のいない時間 死して賢者となりなさい」と語りかけます。

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伏黒達に語りかける花御

ここでエンディング。

終わりに

加茂の過去がチラチラと入りますが、母親思いで好感が持てそうな感じ。そして三輪の「はい、役立たず三輪です」は笑いました。

最後に花御が出てきましたが、漏瑚と違って落ち着いたキャラなんですね。意外だったのは、楽巌寺と夏油&真人が繋がってなさそうなところ。呪咀師に情報を流しているのって誰なんだろ...。今回は真人の隣に夏油ではなく新キャラのハンガーラックおじさんが出てきましたが、このあたりの関係性は未だ分からず。次回も楽しみです。