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【呪術廻戦/アニメ版】24話後半の感想 : 虎杖&伏黒が見せた互いへの思いやりにホロリ

はじめに

呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)を初見で見ながら、思ったことをネタバレありで書いています。
尚、青文字は話の中で印象に残ったセリフやシーン、赤文字は私の印象に残った感想です。

今回は感想が長くなったので前後半に分割、前半は以下。壊相は術式を解除しました。

釘崎の新技発動!

壊相の術式が解除されたからか虎杖は俊敏な動きを取り戻し、ここからは虎杖がアクロバットに壊相の血を避けるアニメーションになります。ここがかっこいい....
そして釘崎が血塗、虎杖が壊相に攻撃をしかけるところにてコマが交互に切り替わる演出を挟みながら二人の攻撃が直撃。血塗は倒れて、壊相は片腕がもげます。

一度は倒れた血塗は、それでも尚釘崎に襲いかかろうと背中を取りますが、虎杖の心配をよそに釘崎は振り返りもせずに「まだこっちは見せてなかったわね...簪(かんざし)」と言いながら指をパチンと鳴らすと打ち込んだ釘が呪力に変わって血塗は血を吹き出しながら倒れ込みました。そして、そんな血塗を見ながら、釘崎は「心配しなくてもすぐに兄貴も送ってやるわ」と目を見開きながら呟きます。か、かっこいい...

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釘崎野薔薇「まだこっちは見せてなかったわね?」

共犯

壊相は死んでいった血塗を見て涙を流しながら「ごめん兄さん、私がついていながら」とつぶやき、通りすがりの車の荷台に乗って逃げていきます。そして、ここで釘崎は倒れた呪霊が消えないことでこれが元は人間であると気づきます。

逃げる壊相を走って追う虎杖の裏で、釘崎は壊相の腕に"芻霊呪法 : 共鳴り"と釘を打ち込みました。
その攻撃を受け、荷台から崩れ落ちる壊相に「ごめん」と呟きながら虎杖はパンチを振り抜いて壊相を倒します。

ここで、真人&夏油とボードゲームをしていた脹相がそれを悟り、「弟が死んだ」と悲しそうに呟くと、夏油に報告が入ってそれは虎杖達の仕業であると伝え、真人が歯を見せて不気味に笑うシーンが入ります。

敵を倒した帰り道、虎杖は釘崎が人間を殺したことにショックを受けていないか気遣いますが、釘崎は「私はぶっちゃけなんともない。術士やってりゃこういうこともあんでしょ。伏黒じゃないけどさ、結局助けられる人間なんて限りがあるのよ。私の人生の席、っていうか、そこに座って居ない人間に私の心をどうこうされたくないのよね。」と語り、最後に虎杖を見て「冷たい?」と笑います。

虎杖は壊相が弟の死に涙を流したことが引っかかっているようで、「俺が殺した命の中に涙はあったんだなって、それだけ」と呟くと釘崎は「そっか、じゃあ共犯ね。私達。」と気遣います。これがタイトルにもなってたのか..

言うなよ?

虎杖達は伏黒と合流すると、伏黒は宿儺の指を「食うな」と念押しながら元気そうな虎杖に指を預けます。が、手から口が出てきて宿儺が勝手に取り込んでしまいました。そして新田さんも怒りながら合流。

後日、五条は電話にて「特級相当を各個撃破、今年の一年は豊作だね。」と自慢げに話すと、電話口の庵歌姫は「オフの日にあんたと長話したくないんだよね」と嫌がります。電話を切った五条は呪詛師との内通者が教師なのか学生なのかに思いを巡らし、「あとは頼むよ、冥さん」とスマホで振り込みを行い、通帳に1000万円の振り込みを確認して高笑いをするオフの冥が映ります。オフの格好をした歌姫さんと冥さんが新鮮..

伏黒と釘崎は二人の時に、「虎杖に共振の話はするな。そもそも指を飲み込んだのは俺を助けるためだ。でもあいつはそれで納得しねえだろ、だから言うな」と釘崎に念押しすると、釘崎は「言わねぇよ。レディの気遣いなめんな。」と遠い目をして返します。
一方で一人で歩く虎杖に宿儺は共振の話をし、「お前のせいだ。大勢の人間を助けるか?小僧、お前がいるから人はが死ぬんだよ。」と煽るも、虎杖は「おい、それ伏黒に言うなよ。」と言いながら少年院の中で「自分が助けた人間が将来人を殺したらどうする?」と伏黒が言っていたシーンを思い出し、再度「言うなよ」と宿儺に呟きます。互いに気遣いを見せる二人の関係に泣ける...

呪術廻戦/続

シーン変わり、楽巌寺が「特級は術士の格付けの中で斜めに外れた位置づけじゃ。一級こそ、他の術士、引いては呪術界を牽引していく存在だとわしは考えていおる。危険、機密、俸給、準一級以下とは比べ物にならん。それを踏まえて今なんと?」と言うと、冥と東堂は楽巌寺を前に

冥「禪院真希、パンダ」
東堂「伏黒恵、釘崎野薔薇、そしてマイ・ブラザー虎杖悠仁、以上五名を東堂葵」
冥「冥冥の名の下に」
冥/東堂「「一級術師に推薦する」」

と力強く宣言します。...ちょっと、狗巻パイセンは!

そして最後に、都会でショッピング中の虎杖&伏黒&釘崎に五条から「極秘任務」にて招集がかかり、虎杖が「まぁいっか、行こう」と3人で爽やかに並んで「呪術廻戦/続」とクレジットが入って終了。

終わりに

いやー、シーズン1の最終回にふさわしい情報量でおもしろかった。

脹相は今回は出てきませんでしたが、今後因縁の相手として登場するんでしょうね。
個人的に驚いたのは一級術師に狗巻を除く東京校5人が推薦されたシーン。一気にインフレになっているような....

というわけで呪術廻戦は一旦終わりましたが、今冬には映画化も決定ということでそれを楽しみ待ちたいと思います。
全体を通しておもしろかった!シーズン1に携わっていただいた全てのスタッフに感謝&引き続きよろしくお願いします!