はじめに
呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)を初見で見ながら、思ったことをネタバレありで書いています。
尚、青文字は話の中で印象に残ったセリフやシーン、赤文字は私の印象に残った感想です。
第二十四話のタイトルは「共犯」。
前回は以下。壊相と虎杖達の戦闘開始で終わりました。
壊相/血塗VS虎杖/釘崎
壊相の背中から出た血は翼のような形状となり、そこから血が固形物のように攻撃をしかけてきますが、その血が付着した石が溶けた様子を見て、二人は逃げるべきと判断して走って逃げます。
スピードを出すために虎杖は釘崎を背負って逃走して逃げ切り、釘崎は「よくやった、褒めてつかわす」と言いながらそれに呆れる虎杖に「うそ、ありがとう」と感謝を伝えます。
ところがここで血塗がひょっこり登場し、虎杖に血を吐きかけます。そしてそれに気を取られた釘崎は遠方からの壊相の血の攻撃を喰らうと制服の一部が溶けてしまいした。
壊相が追いついてきて「心配しなくても弟の血に私のような性質はありませんよ。私のだって全身に浴びでもしない限り死にはしません。まぁ、死ぬほど痛みますがね。」と言い、『蝕爛腐術 : 朽』とポーズを取ると二人の身体に入れ墨のような黒い模様が浮かび上がってきました。ここでオープニング。
呪胎九相図
壊相と血塗、どちらかの血を浴びせて術式を発動すると身体の腐食が始まるようで、壊相は「そちらの少年はもって15分、お嬢さんの方は10分が限界でしょう。」と術式を開示しながら『兄さん、こいつら大したことないよ』と呟きます。
ここで呪胎九相図について以下の説明がありました。
- 明治の初めに呪霊と子供を作れる女性がいた
- 史上最悪の呪術師と言われている加茂憲倫がその女性を利用して9人の子供を孕ませた
- その9人を堕胎して封じ込めたのが呪胎九相図で特級呪物として扱われている
結構重めの設定...
回想にて兄の脹相(ちょうそう)が壊相に「呪霊側につくぞ。呪霊が描く未来の方が俺たちにとって都合がいい。だが、受肉の恩は忘れろ、俺たちは3人で1つだ」と言っていたことを思い出しながら、『兄弟が望むのなら、私はそれに準ずるのみ』と考えます。
釘崎の奮闘
ここで釘崎は不敵に笑いながら「当たれば勝ちの術式、強いなお前ら。でも残念、私との相性最悪だよ!」と釘を取り出し、自分の腕に釘を差し込むと壊相と血塗はダメージを食らったのか冷や汗をかきます。ここで釘崎の「我慢比べしよっか」とメンヘラ女子のような顔で笑うシーンがかっこいい...
壊相は『呪詛返しの術式。我慢比べ、こちらの術式を解かねばこれが続くというわけか..』と分析し、釘崎は『じゃんじゃん共鳴りぶちこんでやる』と決意した不気味な顔を見せます。
壊相は釘崎の攻撃は命に迫るものではないと見ますが、ここで虎杖は壊相の予想に反して動き続けて血塗を殴ります。
なんと虎杖は猛毒である宿儺の指の器になりえたことから毒に耐性があるようで、釘崎は『分解の痛みはあるだろうが、その果ての毒はやつには効かない。だが痛みだけじゃ虎杖悠仁は止まらない』と判断。血塗を助けに行こうとする壊相に釘崎はまた自分の腕に釘を打ち付け動きを止めます。
壊相は術式を止めて釘崎からの攻撃を無効にするか悩むも、釘崎が死ぬのが先と読んで術式は止めないと判断。
しかし、血塗が「お兄ちゃん!」と叫んだことで「俺たちは3人で1つだ」という言葉が頭に浮かんで無意識に術式を解除、虎杖と釘崎から黒い模様が消えます。こっちにも兄弟愛あるんだなぁ...
終わりに
壊相チームは相性が最悪の釘崎の存在により、ついに術式を解除。釘崎は第3話で登場してから少し出番が減ったように見えていましたが、24話で大活躍。伏黒同様、狂ったような表情が最高にかっこ良かった。
後半に続きます。