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【呪術廻戦/アニメ版】22話の感想 : 頼りにされたいし頼りにされるくらいに強くなりたいよね

はじめに

呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)を初見で見ながら、思ったことをネタバレありで書いています。
尚、青文字は話の中で印象に残ったセリフやシーン、赤文字は私の印象に残った感想です。

第二十二話のタイトルは「起首雷同」。
前回は以下。東京校と京都校は野球で決着をつけました。

新キャラ新田に案内される3人

冒頭、マンションの部屋についているオートロックが機能していないことに男性は電話で怒鳴っています。すると後ろには呪いが忍び寄り、オープニング。

場面変わって、上の男性含む3人が自宅マンションのエントランスで呪霊に刺殺されたという情報を、金髪ショートカットの新田明(にったあかり)という女性が虎杖達に伝えます。肩書は呪術高専補助監督とのこと。

被害者三人が同じ中学出身ということもあり、共通の知人に話を聞きに行くので「3人にも術士視点で色々探って欲しいっす」と虎杖達に依頼。釘崎が新田の推理を紐解く会話にて、虎杖は「すげー、釘崎!」と褒め、釘崎は「当然!」としたり顔、伏黒が「ん~」と視線を泳がせる和やかな会話が挟まります。

が、家の近くに行くとそこには「葬式」という文字があり、その共通の知人も既に同じ死に方をしていました。

伏黒の姉

その中学校にて手がかりを探るべく4人は校内を散策。
すると、校内にいたヤンキー2人に絡まれますが、一転怯えながら「お疲れさまです!伏黒先輩!」と頭を下げます。

不思議そうに皆が伏黒に視線を集める中、伏黒は「俺・・中学・・ここ。」と目をそらしながら言います。ヤンキーくん達は「この辺の不良、半グレその他諸々、伏黒さんにボコられてますから」と平伏状態。
それを受けて再度目をそらせながら「ボコった・・・」と言うと、釘崎達は「なんでさっきから片言なんだよ!」「お前何してんの!」とツッコミが入ります。絵柄がポップになり楽しいシーン。

昔から居る先生と合流して心当たりを聞くと、自殺名所でバンジージャンプをするのが当時流行っていたという話がでます。伏黒は「心霊スポットは呪いが溜まりやすい。だから高専関係者が定期的に巡回するがその時は何とも無かったですね。」とその前兆は無かったと返すも現場に行ってみる流れになります。

ここで先生は「学校に居た時は色々世話になったんでな。津美紀(ツミキ)くんは元気か?」と伏黒に問うと、「はい。」と返答。
虎杖が関係性を聞くと、「姉貴。」と伏黒は素っ気なく応えます。

以下にて回想で登場した女性はお姉さんだったんですね。

真人&夏油

シーンが代わり、真人と夏油は前回高専から奪ったものと思われる特級呪物を見ながら会話しています。
夏油から「宿儺の指は異例で器を選ぶ」と言われた真人は、「じゃあこっちは誰でもいいわけだ」と視線を上げるとそこには磔にされた男性。

男性は夏油に向かって喚きますが、真人は「大丈夫かな。この状況で俺が見えてないとか、まじで才能ないよ。はい、あーん。」と特級呪物を口につっこみ、男性の目からは血の涙が出ます。

そして、様変わりした人間(呪い)が目を開けると、真人は「やぁ、起きぬけに申し訳ないけどさ、おつかい行ってきてくんない?」と優しいトーンで話しかけます。

鯉ノ口峡谷八十八橋

現場に行くも、呪いの残穢はありませんでした。
コンビニの前で4人は休憩していると、そこにさっきの不良くんと伏黒の同級生の女性が登場。

その女性も八十八橋に言ったことがあるようで、怯えながら「私が帰る時だけお店の自動ドア開きっぱなしなんです。」と話します。釘崎が「誰と言ったか覚えてる?」と問うも亡くなった男性と同じなのかと怯える女性に、新田は機転を利かせて「私の大学のレポート、心霊スポットにおける電化製品への影響、ゲロだるいっす。でも、色んな人の話を聞きたいから教えて欲しいっす。」と明るいトーンで言い、心の中で『嘘つくからには助けないと』と気を引き締めます。すると、女性からは「あの時、津美紀さんも一緒にいたよ?」と情報が出てきました。

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あえて明るいトーンで安心させる優秀な新田明

伏黒は慌てて伊地知に連絡をし、護衛を頼むも「今手の空いているのは2級呪術師の方だけ」と返答があります。
伏黒は『どうする・・俺だけでも今すぐ(津美紀の元に)戻るか?いや、もう3人でも危険な任務だ、二人だけでは任せられない』と自問自答、続けて『来週には五条先生が帰ってくる・・違うだろ、問題はタイムリミットだ。マーキングした人間の内側から術式が発動するタイプなら側で守り続けても意味がない。今すぐ祓うしかない』と結論を出し、伏黒は虎杖達に「任務の危険度がつり上がった。この件は他の術士に引き継がれる、お前らはもう帰れ」と伝えます。

伏黒は単独行動をするも...

伏黒は一人で八十八橋に戻り、新田から追加で連携のあった飛び降りるのではなく下から歩いていくことがポイントという話を実践します。

すると後をつけていたのか釘崎が「自分の話をしなさすぎ。ここまで気づかないとはまじでテンパってるのね」と言えば、同じく虎杖も「別になんでも話してくれとは言わないけどさ、せめて頼れよ。友達だろ?」と続けます。ここがなんだか泣ける。

伏黒は観念し、「津美紀は寝たきりだ。この八十八橋の呪いは被呪者の前だけにあらわれる。本人が申告できない以上、いつ呪い殺されるのか分からない。だから今すぐ払いたい。」と思いを吐露。
「でも任務の危険度が上がったのは本当」と続ける伏黒に、釘崎は「はいはい、もう分かったわよ」と遮り、虎杖は「はじめからそう言えよ~」と重ねると伏黒は笑います。

3人で足を踏み入れると、そこには呪いの気配。
本体含むいくつかの呪いがいる状況に、釘崎が「祓い甲斐がありそうね」と言えば、さっそく呪いが出現。
虎杖が「こいつは俺が祓う」とファイテングポーズを取ると、呪いは「なんだ、遊んでくれるのか?」と気味悪い声を発してエンディング。

終わりに

伏黒の回想で登場していた髪の毛が放射線上に広がって横たわっていた女性はお姉さんだったんですね。
「今すぐ払いたい」という伏黒の本音が聞けたことに喜ぶ釘崎と虎杖、任務の危険度に関する情報を聞き流す二人に笑う伏黒の関係が最高に感動しました。

そして思うことに、こういう能力モノではやっぱり強い人(五条など)は頼りにされるんですよね。社会人であれば仕事ができる人。
NARUTOの四代目火影(最強の忍)が戦場に遅れて駆けつけた際、「やっと来てくれたか!」とホッとする仲間に「状況は?」と一言発する様に痺れたことを思い出しました。

次回も楽しみです。