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【エヴァンゲリオン】新劇場版Q 後編中を見た感想 : ヴィレ率いるミサトさん頑張れ

はじめに

”ヱヴァンゲリヲン新劇場:Q”を初見で見た感想をネタバレありで書いています。
尚、青文字は話の中で印象に残ったセリフやシーン、赤文字は私の印象に残った感想です。

前回は以下。シンジ/カヲル/レイvsアスカ/マリです。

ゲンドウの狙い?

槍の違和感が気になるカヲルは「やめよう、シンジ君。嫌な予感がする」と言うもシンジは「ダメだよカヲル君、なんのためにここまで来たんだよ!」とハッスル状態、「槍が必要だって、君が言ったんだ。みんなのために槍を手に入れる、そうすれば世界は戻る...」とかかり気味に言います。

アスカとマリは「AA弾の使用を許可!」「待ってました、虎の子よ」と楽しそうなやり取りの後にシンジ達に攻撃をしかけますが、マリは13号機にATフィールドがないことに驚きます。すると13号機は腕は生え、4本の腕で二本の槍を引っこ抜こうとするといよいよカヲルくんは「ダメだシンジくん」とプルプル震えます。何がダメなの?なぜATフィールドがないの?...

シンジが槍を引き抜くと、リリスの躯やゲンドウの目の前にあった大きな首がプシャーっと爆発、ゲンドウは「始めよう、冬月」といつも通り想定通りの模様。ここでQの序盤で登場した使徒が再登場。

アスカは「第十二の使徒がまだ生き残ってる、サード・インパクトの続きが始まる前にこいつを片付ける」と攻撃をしかけますが、マリは「姫、無駄玉はやめときなよ。あれ全部コアだからあたしらじゃ手の打ちようがにゃいよ」と言い、声を落として「それに、最後の使徒を倒したところで鬼が出るか蛇がでるか気になるじゃん」とニヤリと発言。レイはうごめく赤い物体を見て「これは私?私は何?」と一言。

カヲルは「まさか第一使徒の僕が、十三番目の使徒に落とされるとは。始まりと終わりは同じというわけか、さすがリリンの王、シンジ君の父上だ。」と言えば、マリもDSSチョーカーにパターン青と表示されたことを見て「ゲンドウ君の狙いはこれか?」と言います。終始どういうこと~~!

フォースインパクト

ここでゼーレのモノリスとゲンドウ。ゲンドウは「死海文書の契約改定の時が来ました。これでお別れです。 あなた方も魂の形を変えたとはいえ、知恵の実を与えられた生命体だ。 悠久の時を生きることは出来ても、我々と同じく訪れる死からは逃れられない」と言い、続けて「死を背負った群れの進化を進めるために、あなた方は我々に文明を与えてくれた。人類を代表し、感謝します。死をもって、あなた方の魂をあるべきところへ帰しましょう」と口上のように述べます。

するとモノリスの電源が次々と落とされて行き、最後のモノリスにゲンドウは「宿願たる人類補完計画と諦観された神殺しは私が行います。ご安心を」と言うと、モノリスは「我らの願いは既にかなった。良い。すべてこれで良い。人類の補完。やすらかな魂の浄化を願う」と言って消えます。長々と何言っとるねん...

ここからBGMに”歓喜の歌”が流れながら13号機が白くなり、そんな変化を見てマリは「覚醒したみたいね アダムスの生き残りが」と言います。

歓喜の歌

歓喜の歌

  • オトマール・スウィトナー指揮/ベルリン・シュターツカペレ
  • クラシック
  • provided courtesy of iTunes

ヴィレが登場

覚醒した13号機は上空に飛び出し、「破」の最後のシーンに出た赤い同心円が13号機の頭部から出現、世界が壊れだします。それを見たシンジは「なんだこれ、なんなんだよこれ、僕のせいなのか?僕が槍を抜いたから...」と傷心気味に言うと、カヲルは「フォースインパクト、その始まりの儀式さ」と諦めたようなトーンで返します。

するとミサト率いるヴンダーが13号機に体当たりを仕掛け、ミサトは「ATフィールド最大、このままエヴァを封じ込めて。なんとしてもフォースの発動を食い止めるのよ!」と皆に号令をかけ、「撃てー!」と鬼の形相で言います。ミサトがかっこいい...

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ミサト「なんとしてもフォースの発動を食い止めるのよ!」

終わりに

なるほど分からん。
ただ、全体の構図としてシンジがまたもや人類補完計画を進めてしまい、それをヴィレが止めようとしているというのだけは分かりました。そしてカヲルとマリはもう少し深いところで納得しているようですが、そこはサッパリ。

前情報では「ミサトが厳しくてガッカリするよ」と聞いていたんですがむしろミサトが本作で一番かっこいいような...。

次回はQのラストです。