はじめに
「映画 糖尿病の不都合な真実」というYoutube動画があったので視聴してみました。
以下はその内容と感想を記していますが、20分の動画なので気になる方は下記から閲覧どうぞ。
以下は内容です。
痛くないから大丈夫
ドラマ仕立てでスタート。ゆっくりした足取りで歩く男性が通った後の床には血液が。
設定としては42歳の旦那と奥さん、そして10歳の息子。
奥さんは床に血が~と問うと男性は「痛くない」と言うも足の裏から出血。心配する奥さんをよそに、「とりあえず会社行かないといけないから」と会社に向かいます。
ここで65歳の男性患者と60歳の女性感謝が写り、それぞれ糖尿病を発症しています。
女性は実際に糖尿病の合併症で足壊疽になり、両足がない状態。
ちなみに糖尿病と足がボロボロになる事象は以下の関係とのこと。
- 糖尿病によって血液中の高濃度の糖分が末梢の神経を傷めてしまう
- 神経障害が起こると手足がしびれ、感覚が鈍くなり、足の筋肉が萎縮
施設に入るしか..
旦那さんは、奥さんに言われるも「まとめて有給取るから」と今は仕事を優先、病院に行きません。
するとまたインタビュー映像になり、男性や女性は「糖尿病の気配がある」と言われるもずっとほったらかしに来ていたと言います。そして、今は人工透析。これは糖尿病から腎臓がやられることで余分な水分や毒素が振り分けられず、人工的に血液の浄化を行う必要があるからです。
ちなみに糖尿病と腎臓の関係は以下。
- 糖尿病で高血糖状態が長期間続くと、糸球体が障害を受けてたんぱく尿が出る
- たんぱく尿が出ると腎臓のろ過機能が低下する
女性は、「片足を切った後は家族は”実家に帰ってきなよ”と心配してくれたが、症状が進んで両足を切ったら”うちはバリアフリーじゃないから施設入った方が良いんじゃない”」と言われたことにショックを受けたと語ります。うわー、なんともリアル...
終わりに
タイトルは「不都合な真実」とありますが、特に動画内では「それを不都合と思っている層」は登場せず。
ただ、この動画の目的と思われる”糖尿病に対する意識”がかなり上がりました。これは父親や母親にこそ見せてあげたい動画。
- 作者:堀江 貴文
- 発売日: 2021/05/01
- メディア: 新書